TikTokやYouTube、インスタグラムのリールなど、SNS上でも動画の需要が増えているこの頃。
スナップマートでも動画アンバサダーを実施しており、クリエイターの皆様に動画作成をお願いする機会は、これからも増える傾向にあります。
とはいえ、「商品紹介の動画を作ってほしい」と言われても、どんな風に撮ればいいのかわからない…と悩んでしまい、動画アンバサダーに応募できない方も少なくないのでは。
そんな方に向けて、先日開催したSnapmartDay2021にて、「商品の魅力を動画で伝える、動画撮影講座」を実施しました。
クリエイターのackyさんより、商品紹介動画の制作方法をじっくり教えていただいた1時間。
今回はその講座の中から、動画初心者の方でもすぐに実践できる「動画制作のTips」をピックアップして紹介します。
「動画って難しそう」と敬遠している人でも、チャレンジしたくなるようなアイデアをたくさん教えていただきました。
①動画のストーリーを考える
商品紹介でもVlogでも、どんな動画であっても、まず撮影する前に動画のストーリーを決めることが重要。
「ストーリー」とは「構成」のことで、動画のスタートからゴールまでの流れを指します。
ストーリーを考える方法はいくつかありますが、初心者におすすめな方法は、「定型の流れ」を使うこと。
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料理の工程やイベントの流れなど、もともと順序やプログラムが決まっているものは、そのままでストーリーが出来上がっています。
自分で構成を考える必要がほとんどないので、「料理のレシピ紹介」や「イベントのVlog」などは、比較的初心者がチャレンジしやすい分野になります。
また、商品紹介動画を作る際のストーリー作成には、「商品の関連キーワードを書き出すこと」がおすすめ。
商品の見た目や使い方・使用感・使うシーンなど、思いつくものを全て書き出して、それをストーリーに当てはめます。
たとえば、
「商品の概要紹介→使っているシーン→使用後の感想→まとめ」
のように、「起承転結」「序破急」など定型の流れに当てはめてみることで、ストーリー作成は可能。
ストーリーを考えると、視聴者に伝わりやすい動画になるだけでなく、撮影時に必要なカットを漏れなく撮影できるので、動画撮影の効率が格段に上がります。
一見難しそうに見えるかもしれませんが、書き出したキーワードをもとに、自分が使用するシーンや昔見たCMなどを思い出しながら作成してみると、意外と簡単に思いつけるはずです。
②様々なアングル/画角で撮影する
人は変化がないものは見飽きてしまう傾向があり、動画の場合は特にそれが顕著です。
そのため、動画に動きを取り入れることで、視聴者を引きつけることが必要。
動画に変化を加える際、手軽に実践できる技が、アングルや画角を変えて撮影することです。
同じ被写体であっても、撮影する向きやレンズを変えるだけで、手軽に変化をつけることができます。
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最初のうちは、とりあえずいろんなパターンで撮ってみて、後から編集するときに取捨選択することがベスト。
レンズや構図を変えるだけなら簡単なので、初心者の方でも気軽に試すことができます。
③簡単なカメラワークで、動きを取り入れる
先ほどの項目でも説明した通り、動画をたくさんの人に見てもらうには、「動き」を取り入れる必要があります。
とはいえ、商品紹介の動画は料理のように動きがあるシーンが少なく、「カットのバリエーションが少ない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな時に簡単に実践できることが「撮影時に、カメラを上下・左右・前後にじわっと動かす」。
「カメラを動かす」と聞くと少しハードルが上がるかもしれませんが、ほんのちょっと動かすだけでも、意外と動きはつきます。
手ブレしないように、ゆっくりと少しだけ画面を動かすことがポイントです。
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もう1つの方法が、「マニュアルフォーカスで視聴者の視線を誘導すること」。
ピントが合っていないボケているシーンから、商品にピントを合わせるだけで、見ている人の意識が商品に向きます。
視線を誘導するだけでなく、被写体やカメラを動かさずに動きをつけることができるテクニックであり、どんなテーマの動画にも使えます。
④BGMは編集し、動画の長さに合わせる
動画制作の際に苦労することの1つとして、BGM探しが挙げられると思います。
「動画のイメージに合うBGM」を探すことも大変ですが、そこから更に「動画の長さに合うBGM」を探すことも一苦労。
やっと「これだ!」と思えるBGMを見つけても、尺が合わずに断念した経験が、誰しもあるのではないでしょうか。
そんな時におすすめな方法が、BGM自体を動画の長さに合わせてしまうこと。
BGMの繰り返し部分を切り取って編集することで、理想とする長さに近づけることができます。
また、BGMを徐々にフェードアウトさせることで、自然な形で動画の終わりとBGMを合わせることも可能。
動画のイメージに合うBGMを見つけたら、編集で動画に合わせられないか、試してみることがポイントです。
動画は写真の延長!まずは試しに作ってみるところから始めよう
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今回は、クリエイターのackyさんから教えていただいた、初心者でも簡単に実践できる動画のTipsについて紹介させていただきました。
「動画」と聞くと「滑らかなカメラワークで撮影しないといけない」「モデルを使って、動きを入れないといけない」と身構えてしまう方も多いと思いますが、今回お伝えしたTipsは、すぐにでも実践できるものばかり。
「動画は写真の延長であり、写真以上の表現ができる分、おもしろい」と語ってくださったackyさんの言葉通り、動画には写真にない楽しみ方がたくさんあります。
今回お伝えしたTipsを実践して、まずは動画を1つ作ってみるところから始めてみたら、写真とはまた違った楽しさに気づくのではないでしょうか。
今回お伝えしたTipsの他にも、SnapmartDay2021の講座では、動画の作成方法についてackyさんが詳しく解説してくださっています。
YouTubeよりアーカイブを見ることができるので、ぜひご視聴いただけるとうれしいです。
SnapmartDay 2021アーカイブ動画はこちら↓
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