9月4日に開催された、オフラインセミナー「基礎から学ぶライティング実践講座」。
今回はストロボメーカーであるニッシンジャパン株式会社さんとLEDライトのメーカーであるPhottixさんにご協力いただき、ライティング機材を実際に触りながら、使い方を学ぶことができる講座を開催しました。
当選された8名のスナップマートクリエイターの皆様にご参加いただき、座学から、ライティング機材を扱っての実践演習まで、光についてじっくり学んだ4時間。
今回は、そんなイベントの様子をレポートでお伝えします。
講師のご紹介
講師:新井達也さん
代表取締役社長/ CEO フォト&ビデオグラファー/ Photo & Videographer
イベント内容
①光についての座学
ストロボやLEDなど、実際の機材を使う前に、まずは光の基礎について学ぶ座学を実施。
順光・逆光など光の向きや、光の強さによって、写真の印象が大きく変わることを学びます。
説明の後は、その場で光を変えながら、講師が実際に撮影。
リアルタイムで撮影された写真を確認しながら、被写体やシーンごとに適した光について説明いただき、理解を深めていきます。
また、ニッシン・Phottixのご担当者様より、「ストロボと定常光の違い」「機材について」をレクチャーしていただくシーンも。
実際に操作する前に、それぞれの機材がどのように違うのか、どのような使い方をするのか、について学びます。
②機材を使った実践演習
光についての基本を学んだ後は、実際に機材を使って撮影。
チームに分かれ、ストロボとLEDを使った撮影を体験します。
LEDのブースでは、フードを被写体とした撮影を実演。
片手で持って光を当てることができる薄型LEDライトを使って、様々な方面から光を当てて撮影します。
LEDのメリットは、実際に光が当たっている様子が目に見えること。
当たり方を確認しながら、光の方向や強さを調整することができます。
ストロボのブースでは、コスメをテーマに撮影。
ストロボをサイドや斜め後ろから当てることによって、まるで太陽光が入り込んでいるような写真を撮ることができます。
ストロボのメリットは、出力が大きく、強い光を当てられること。発光する力が強いからこそ、光と影を活かした表現がしやすいです。
今回は、会場に置いてあった観葉植物の背後にストロボを置くことで、木漏れ日のような光を作り出すことに成功しました。
撮影会が終了した後は、質問コーナーへ。
ストロボやLEDの使い方/選び方のポイント、細かい調整の方法など、実際に普段から機材を使って撮影しているプロにじっくり質問することで、理解を深めることができました。
イベントに参加された方の感想
イベント終了後、SNSやアンケートで、たくさんのお声をいただきました。
その一部を抜粋してご紹介。
定常光(LED)も、ストロボも、一応導入機的な安いものを持っているものの、イマイチ使い方がわからず、ちょっと触っただけでお蔵入り状態だったので、今回勉強させていただいて、改めて使ってみよう!と意欲がわきました!! 自身の環境はまた異なるところもあるので、試行錯誤しながらやっていくしかないと思うものの、一番最初にどういったカメラの設定で撮り始めるのか…というところからわからなかったので、そこを0から学べたのは、そして、実際に自分のカメラで撮影させていただけたのは、本当にありがたかったです!🙏
やはりオフライン最高!です!!改めて、リアルな場での学びは理解度が違うなぁと実感しました。現場で目で見て学べるから理解度が深まる、というのももちろんあるのですが、他のクリエイターの方々と一緒に、自分もアウトプットしながらインプットできるのは、自分の中のモチベーションも上がるし、オンラインの最大のメリットだなと実感しました。
これまでライトの扱い方が分からず躊躇していましたが、人工ライトの説明を受け、小型で扱いやすい商品もあったので挑戦するハードルが下がりました。 さらに少人数で実践する機会があり、とても良かったです。
「ライティング機材にチャレンジしてみたい」と思っていても、一歩踏み出すことが難しい方は、少なくないと思います。
実際に機材に触れて、不明点を解消できるイベントがあると、機材選びや今後の活用に役立つはず。
これからも定期的に開催したいと思っておりますので、次回の開催もお待ちいただけると嬉しいです。
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