先日の記事でインタビューをさせていただいたkyokoさん。
華やかで美しい、パッと目を引くスタイリングフォトが魅力的です。
今回は、そんなkyokoさんの撮影の裏側について伺いました。
愛用カメラや撮影環境、小物選びのポイント、写真を上達させるためのコツまで、盛りだくさん。
これから商品撮影、スタイリングにチャレンジされたい方は、必見の内容です!
kyokoさんのインタビュー記事「アンバサダーは、大好きなスタイリングフォトを楽しく続けられる環境!kyokoさんインタビュー」はこちらから
使っているカメラとレンズ
カメラはSONYのα7Ⅲ、レンズは基本的にはFE 35mm F1.8という単焦点レンズをメインに使っています。俯瞰写真なども撮りやすく、使いやすさが魅力的。
SONYを選んだ理由は、スマートフォンがSONYのXperiaであり、互換性が良いから。
撮影した写真をすぐにスマートフォンに転送することができるので、撮影した写真をすぐに確認したり、編集や納品をする際にスマホとの連携がスムーズで、とても使いやすいです。
撮影環境について
アンバサダーの撮影は、4〜5畳ほどの小さな部屋で行っています。東向きの角部屋で、壁紙などでセットを作って撮影。
壁紙の中でも、特によく使っているのが、大理石とモルタルの柄。置くだけでおしゃれに見えるので、おすすめです。
壁紙は、壁に掛けて使ったり、ホームセンターで販売されている板に貼ってボードのように活用したりしています。
壁紙をシワなくセットするのがなかなか難しく、時間がかかってしまっていたのですが、ボードにしたことでセットする必要がなくなり、壁に立てかけたり床に置いたりなど、柔軟に使えるようになりました。
壁紙で背景を調整した後は、ローテーブルを置いたり、床に直接置いたりして撮影することが多いですね。
お気に入りの撮影小物
使い勝手がよくて、よく活用しているのは、洋書や鏡ですね。
洋書は置くだけでおしゃれな雰囲気が演出できます。開いた状態でも良いし、高さを出すのにも活用できますし、ページによって雰囲気も変わります。
鏡は奥行きを表現するのに役立っています。鏡の反射を利用して奥行きを表現したり、商品自体を映し込んだりして使っています。
小物はAmazonや東急ハンズなどのオンラインストアで購入することが多いですね。あとは、オシャレな雑貨屋さんやアンティークショップにも足を運びます。
オンラインストアでは決め打ちで商品を探す一方で、ショップでは「こういうものがあったらいいな」と思う商品を見つけた時に購入することが多いです。
そのため、日頃からのインプットが大事。写真を見ながら、「こんなアイテムの使い方があるんだ!」とアイデアを貯めておくと、いざ出会った時にタイミング良く購入できます。
初心者の頃は、撮影イメージを先に固める
スタイリングを始めたばかりの頃は、撮影前にイメージを詳細に考えたり、書き出したりしていました。
「色はこれで、メインの小物はこれで、構図はこんな感じで…」といった具体的な要素を書きながら考えていましたね。
今は頭の中である程度イメージできるようになったので、あまり事前の準備はそこまで行わず、「これだけ買えばいいかな」という家にあるものをイメージして、それに合うものを考えるようにしています。
言語化していないだけで、実は以前は紙に書いて考えていたことを、頭の中でするようになっただけかもしれません。
アンバサダーの撮影の時は、賞の要項が書いてある書類を何度も読んだり、そのメーカーさんのホームページを細部まで見たりしています。
また、Pinterestなどでも参考になる写真を集めることもおすすめです。
スタイリング上達のコツは、真似から始めること
スタイリングを上達させるためのポイントは、どれだけインプット・アウトプットするか。「センス」という言葉もありますが、知識が9割でセンスが1割ほどだと私は思います。
いろんなクリエイティブが溢れている世界なので、「お手本を見て試して、違うと感じたらやり直す」を繰り返することで、誰でもスタイリングを上達させられると思います。
最初は、「何かいいな」と思ったものを真似るだけでも十分。真似ても同じスタイリングはできないので、それを繰り返すことで、だんだんと自分らしさが見えてきます。
また、いきなり全てを真似するのは難しい…という方は、1つだけ真似してみることも効果的。
似たようなプロップスの使い方を試してみたり、構図を似せてみたり…など。
「急激に上達したい」と思ってしまうと、辛くなってしまうこともあるので、1つの要素から始めると、うまくいきやすいですよ。
私自身も、最初はなかなかうまくいかず、「なんでこんなにも違うんだろう」と思いながらも、やり続けました。
それでも、1年前の写真を振り返って見た時に、上達が実感できて、それがとてもモチベーションになりましたね。
また、気合いを入れて投資することも大切。
私は「写真を上達させたい」と思ったタイミングで、高い一眼レフカメラを購入したり、本を買ったり、様々な投資をしました。
まだ写真も素人の状態だったのですが、投資することで本気になれますし、継続する理由も生まれます。
「このカメラを買ったからには、頑張らなければ…!」と自分で覚悟を決めることで、上達スピードが上がったと感じています。
最初の一歩は少しずつ。まずは真似からはじめてみよう!
今回はkyokoさんからスタイリングフォトのポイントについて教えていただきました。
「写真上達のためには特別なことをしなければいけない」と思っている方が多いかもしれませんが、日々練習を重ねることが1番の近道。
お話しいただいた「まずは真似てみること」は、今すぐにでも始めることができます。
Snapmartでは、アンバサダーやコンテストなど、スタイリングフォトが活かせる場面をたくさん用意しているので、そちらも併せてチャレンジをお待ちしております!
kyokoさんのプロフィール
Snapmartのポートフォリオ:https://snapmart.jp/portfolios/sign_tokyo
Snapmart歴:約5年
Instagram:https://www.instagram.com/sign.tokyo/
使っているカメラ:SONY α7Ⅲ
住んでいる場所:東京都
Snapmartでは、写真の販売や写真/動画コンテスト、アンバサダーなど、クリエイターの皆さまの可能性を広げる様々な取り組みを行なっています。
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