【イベントレポート】バズる鍵は“〇〇”にあり!SNS総フォロワー45万人 人気インフルエンサーの料理動画制作思考

2025年4月15日に開催したオンラインイベント「バズる鍵は“〇〇”にあり!SNS総フォロワー45万人 人気インフルエンサーの料理動画制作思考」
たくさんのお申し込みをいただき、ありがとうございました。今回のイベントレポートでは、イベント全体の様子や「かず│ニコうま」さんが普段から意識している動画制作の思考法や撮影のTipsなどをご紹介します!

「これから料理動画にチャレンジしたい」「動画の再生数を伸ばしたい」という方は必見です!

講師紹介

講師:かず│ニコうま さん

超簡単ゆる健康レシピを発信するインフルエンサーとして活動。
食べること・トレーニング大好き関西人。
YouTube、Instagram、TikTok・LINEVOOM・Lemon8を中心に、SNS総フォロワー数は45万人超え。
食を通じた健康的なライフスタイルの普及に取り組んでいる。

かず│ニコうま さんのInstagram

 

視聴者の手を止める、冒頭の「仕掛け」とは?

動画をバズらせるための第一歩は、視聴者にきちんと動画を見てもらうこと。
とはいえ、SNS上には膨大な数の動画が流れており、多くは数秒でスワイプされてしまうのが現実です。

だからこそ、スマホをながら見している視聴者の目を引き、手を止めさせる工夫が必要になります。

かずさんは「惹きつけるビジュアル」「強力なワード選び」「食感ワード選び」などを軸に、視聴者を惹きつけるための工夫を行っていると教えてくださいました。

・「チーズがとろける瞬間」「湯気が立ちのぼるシーン」など映えるシーンを入れる
・「これ、罪悪感ゼロやで」「ダイエット中でも食べられる〇〇、知ってる?」など、「悩み‧欲求」をズバッと突くワードを入れる
・「ザクザク食感がたまらない」「舌の上でスッと消える」など、視聴者が実際に食べた時に想像してもらえるようなワードを入れる


など、これらを動画の冒頭にギュッと詰め込むことで、視聴者の興味を引き、「続きを見たい」と思わせることができる、と説明してくれました。

 

視聴者を飽きさせない編集の工夫

次に大事になるのが、動画を最後まで見てもらうこと。SNSでは、少しでも「退屈」と感じた瞬間にスキップされてしまう世界。だからこそ、視聴維持率を高める=飽きさせない映像づくりがとても重要です。この点についても、かずさんはさまざまなテクニックを取り入れていると教えてくださいました。

寄り引きのカットを組み合わせる
→世界観や臨場感が生まれ、映像にリズムが出る

実食シーンを取り入れる
→「美味しそう!」という共感を呼ぶ

同じシーンの繰り返しは“ジェットカット”でテンポ良く
→たとえば調味料を複数入れる工程などは、テンポよくカットし、材料表記はまとめて表示させる。

リアルな調理音を活かす
 →カットする音や焼ける音など、臨場感を高める音が、映像の没入感をアップさせる。

さらに印象的だったのは、調理音とナレーション(アフレコ)のマイクを別々に使い分けているというこだわり。細部まで意識を行き届かせることで、自然で心地よい映像体験を作っているのが伝わってきました。


動画の完成度を左右する、光と色

料理動画で何よりも大切なのは、「美味しそう!」と思ってもらうこと。いくら実際の料理が美味しくても、映像で伝わらなければその魅力は半減してしまいます。そんな「美味しそう」を映像で表現するために欠かせないのが、光と色です。

光の使い分けで、動画の印象をコントロール

かずさんは、シーンに応じて自然光とライトを使い分けていると教えてくれました。

自然光簡単かつナチュラルでやわらかい雰囲気を演出でき、映像に「心地よさ」や「おしゃれさ」が加わる。
→ ただし、日中しか撮影できない点は注意が必要。

ビデオライト夜など光が入らない環境でも撮影が可能で、高級感・安定したクオリティが出せる。
→ 機材を揃えるお金と、組み立てる手間がかかる

編集時に色味で「美味しい」を伝える

動画編集の段階で彩度を少し上げるだけでも、料理がぐっと美味しそうに見えます。

温かい料理はオレンジ寄りに、冷たい料理は青寄りに
→ 色温度を変えるだけで、料理の温度感や雰囲気が伝わりやすくなる。

何気なく見ている料理動画の裏側には、視聴者の「美味しそう」を引き出すための光と色の細やかな工夫が詰まっていることがよくわかるお話でした。

 

伸び悩む動画の改善ポイント

「頑張って作ったのに、動画の再生数が伸びない…」動画を発信している方なら、一度は感じたことがあるのではないでしょうか?

そんな“伸び悩み”の時期に、どう向き合えばいいのか。かずさんにそんな悩みを相談したところ、下記のチェックリストを教えてくださいました。

投稿をコンスタントにしているか
→ コンスタントな発信が、アルゴリズムにも視聴者にも好印象。

キラーコンテンツの分析をしているか
→ 「なぜ伸びたのか」を理解することで、次のヒントが見えてくる。

日本の発信者だけでなく海外のリサーチもしているか
→ 海外には新しいアイデアや流行の兆しが豊富

コメントへの返信をしているか?
→ 視聴者の反応やリクエストから、次に作るべき動画のヒントが得られる

かずさんは、動画が伸び悩んだ時こそ、このリストをもとに自分のアカウントを振り返り、新たなアイデアを生み出す工夫を重ねているとのこと。講座では、それぞれの項目について実例を交えながら具体的に解説してくださり、参加者からは「非常に参考になった」と好評の声が多数寄せられました。

 

バズるショート動画を作るためには、「視聴者目線」で磨き続けることが大切

今回のレポートでは、イベントの全体の流れとともに、「かず│ニコうま」さんより教えていただいた「バズる料理ショート動画の作り方」について一部を抜粋して紹介いたしました。
今回紹介したポイントは、ショート動画制作において、非常に大切なこと。動画を作る際には、その動画を見てもらう視聴者の目線を大切に、「どうしたら楽しんで見てもらえるのか」を考えてブラッシュアップを続けることが大切だと改めて実感するイベントでした。


株式会社CREAVEでは、定期的にクリエイターさんのTipsを紹介するイベントを開催しています。

これまで開催したイベントは、コスメや料理などジャンルごとの撮影方法や写真編集・動画制作の講座、SNS発信のポイントを伝える講座など、多岐にわたるテーマで実施。ほとんどのイベントがオンラインであるため、気軽にご参加いただくことができます。

イベント後の記事では紹介しきれないような有益な情報もお伝えしているので、少しでも気になった方は、ぜひ開催前にお申し込みください。

募集中のイベントは、Snapmartのアプリやメルマガで紹介しているので、もしまだアプリに登録されていない方は、ぜひ下記のリンクよりアプリのダウンロードからお願いします!

 

 

 

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