Snapmartのアンバサダーは、みなさまのSNS発信を活かして、商品の魅力を伝えることが目的です。そのため、キャプションを書く際に「どうすれば商品の魅力が伝わる文章になるんだろう?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
ただ商品の魅力を羅列して紹介するだけでは、「広告っぽい」と思われてしまったり、読み飛ばされてしまったり、なかなかフォロワーさんの心に届きません。
SNSで商品を紹介する時に大切なのは、商品の魅力を自然に伝えながら、フォロワーさんの共感を生むことです。今回は、そんなSNSキャプションの作り方について解説します。
アンバサダーとは?

そもそもアンバサダーとは、「企業から任命され、商品を無料で提供していただく代わりに、写真や動画を撮影し、その商品についてSNSで発信する人」のことです。
「この商品やサービスをもっと広めたい」と考える企業様の代わりに、その魅力を伝えるのが役目です。
アンバサダーとして選ばれた方には、対象の商品がプレゼントされ(レンタルやサービス提供のケースもあります)、さらに受賞作品に選ばれた場合は、賞金も付与されます。(動画アンバサダーの場合は、全員に活動費を付与します。※賞金なし)
アンバサダーの詳しい説明は「アンバサダー入門」のアーカイブ動画をぜひご覧ください。
SNSで「いいね」したくなる投稿とは?

アンバサダーは、商品の魅力をたくさんの人に届けることが目的のひとつです。だからこそ、「きれいな写真/動画を撮る」だけでなく、「その魅力がしっかり伝わる文章を書けているか」も大切なポイントになります。
商品の魅力が伝わり、誰かに共感してもらえた投稿には、「いいね」や「コメント」がつきやすくなります。いいねやコメントによって投稿が広がることで、より多くの人に商品を知ってもらえるきっかけにもなります。
では、SNSで思わず「いいね!」したくなる投稿って、どんな内容だと思いますか?
感じ方は人それぞれですが、多くの方が共感しやすいのは、次のような投稿です。
・悩みに寄り添ってくれる
・「これ私も使ってみたい」と思える
・日常の中に自然に取り入れられそう
・押しつけがましくなくて、信頼できる雰囲気がある
こうしたポイントからもわかるように、商品の魅力をただ伝えるだけではなく、 「自分が実際に使ってどう感じたか」を、リアルで共感を呼ぶキャプションで届けることが大切です。
アンバサダー投稿で避けたい!SNSでスルーされてしまいがちな投稿とは

アンバサダーとして投稿する際、どれだけ素敵な写真や動画を撮っても、キャプションの書き方によってはスルーされてしまうこともあります。
実は、受け手にそう感じさせてしまう投稿には、いくつか共通する特徴があります。次のようなキャプションになっていないか、ぜひ一度見直してみてください。
▼広告っぽい投稿になっている
①「アンバサダーに選ばれました!」と冒頭で強調している
アンバサダーをされている方のキャプションの中で非常に多いのが、「アンバサダーに選ばれました!」など、冒頭で「アンバサダーの投稿」だと強調されているケースです。
アンバサダーを楽しんでいただいていることは、Snapmartとしてありがたいのですが、それを投稿の最初に大々的に伝えてしまうと、「広告っぽい投稿」として、内容を読む前にスルーされてしまう可能性が高まります。
投稿に「#PR」をつければ、十分に広告であることは伝わります。あえて強調せず、商品の魅力や体験から語ることで、読者の興味を引きやすくなります。
②専門用語や特徴が多用されている、商品の説明書のような文章
商品の効果や成分・機能などを丁寧に伝えたくなる気持ちはわかりますが、それらを羅列するだけでは、「商品紹介文」になってしまいます。長々と書いてしまうと、まるで公式サイトのコピペのようになってしまうことも…。
アンバサダー投稿では「自分が実際に使ってみてどうだったか」がもっとも大切です。アンバサダーを開催しているクライアント企業様は、専門知識よりも、クリエイターの皆さまのリアルな体験談を求めています。
企業の公式サイトを見ればわかる情報をそのまま載せるのではなく、自分が体感したことを自分の言葉で語ることを意識してみてください。
③全体的に抽象的な褒め言葉で構成されている文章
「すごく良かった」「お気に入りになりました」といった褒め言葉は、使いやすい言葉ですが、それだけでは説得力に欠けてしまいます。「どんなところが良かったのか」「使っていて何が変わったのか」など、具体的な使用シーンや変化を添えることで、より共感されやすいキャプションになります。
▼自身のサービスや撮影技法について書いている
アンバサダー投稿で時々見かけるのが、撮影の裏側や自分の撮影サービスについて触れるキャプションです。
たとえば「この撮影は◯◯のレンズを使って〜」や「スタイリングは◯◯の小物を使いました」といった、撮影技術や機材の紹介は、投稿への注目を集めやすく、多用されることもあるでしょう。
ただし、アンバサダー投稿の本来の目的は、「商品やサービスの魅力を自然に伝えること」です。
撮影ノウハウやご自身のサービス紹介が前面に出すぎてしまうと、肝心の商品の魅力が伝わりにくくなってしまい、投稿の焦点がぼやけてしまいます。
もちろん、撮影方法をさりげなく盛り込むことで投稿に深みが出ることもありますが、それはあくまで補足程度に。主役は、「その商品を使ってどう感じたか」というあなた自身のリアルな体験であることを、ぜひ意識してみてください。
フォロワーさんからの共感を得る!素敵なキャプション制作のポイント

アンバサダー投稿をより魅力的に、そして読んでもらえる内容にするためのポイントを4つにまとめました。実際に投稿を作る前に、ぜひチェックしてみてください!
①エピソードを交えて書く
商品の感想を述べるだけでなく、「商品に興味を持ったきっかけ」「いつ・どんな場面で使ったか」「家族、友人の反応」などのストーリーがあると、読み手の心に届きやすくなります。特に悩み訴求は同じ悩みを持つ方に届きやすいので、ぜひ具体エピソードを盛り込んでみてください。
例:「最近寝つきが悪くて悩んでいたんですが、このアロマを使い始めてから、夜がちょっと楽しみになってます」
「仕事終わりのバスタイム、気分をリセットしたくて使ってみたのがこのバスソルトでした」
②商品の良い点だけを書かなくてもOK
アンバサダー投稿だからといって、無理に全部を褒める必要はありません。「少し気になる部分はあるけれど、ここが本当に気に入った」という書き方は、逆に信頼度が上がることもあります。
ただ、あくまでも個人の感想となるため、気になる部分は「好みが分かれると思うけど…」「私には合わなかった」など柔らかい表現がおすすめです。
例:「香りは好みが分かれるかもしれないけれど、使い心地は想像以上。肌がしっとりして驚きました」
③商品を使ったことで、変化した未来を書く
商品に興味を持ってもらうためには、「その商品を使ったことで未来がどんな風に変化するか」を具体的に伝えることが大切です。「未来」というと少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、小さなことでもOKです。
「時間短縮ができて、自由時間ができた」「気分が上がった」「運動する習慣ができた」など、商品を取り入れることで自分自身が得られた変化を添えると、フォロワーさんも「自分も使ってみようかな」という気持ちが芽生えるでしょう。
例:「朝の支度が5分短縮できるようになって、心にも余裕が生まれました」
④募集記事をしっかり確認!
アンバサダー投稿を行う前に、必ず募集記事を読み直しましょう。写真や動画の撮影時のルール、指定ハッシュタグの他にも、アンバサダーによっては「キャプションに入れてほしいキーワードやイメージ」が書かれている場合があります。
せっかく頑張って考えたのに、趣旨と違う投稿をしてしまうのは残念ですよね。
そうならないためにも、撮影前やキャプションを考える前に、募集記事をもう一度確認する習慣をもっておきましょう。
キャプションをより読んでもらうための工夫

どれだけ良いキャプションを書いても、最後まで読んでもらえなければ、意味がないですよね。長い文章をきちんと読んでもらうには、工夫が必要です。
ここからは、そんな「キャプションを読んでもらうための工夫」を紹介します。
①冒頭の文章に力を入れる
ご存知の方も多いと思いますが、SNSの投稿は「冒頭の数行」しか表示されません。だからこそ、1行目に「続きを読んでみたい」と思わせる工夫が必要です。
質問や問いかけ、セリフや悩みなど、つい「何々?気になる!」とスマホをスクロールする手を止めるような文章が理想的です。
例:「お肌の乾燥、ずっと諦めていませんか?」
「忙しい朝、あと5分の余裕が欲しい人におすすめ。」
②絵文字や改行で読みやすく
パッと見て長々と続く文章は、読む気力がなくなってしまうもの。適度に改行を入れたり、ポイントに絵文字を使うと、視認性がアップします。
③身近な友人に伝えるような、いつもの言葉で
PR投稿だからといって、かしこまる必要はありません。理想は「友達におすすめする」ようなトーン。そうすることで、親しみやすい印象を与え、文章が読まれやすくなります。固い文章よりも、「これ、本当に良かったよ!」ぐらいの温度感が理想です。
例:「最近使い始めた美容液。正直、最初は半信半疑だったけど…すごく良かった!」
素敵なキャプション事例
ここでは、過去にエピソード賞を受賞された方や、参考になるアンバサダー投稿の事例をご紹介します。他のクリエイターさんの事例を見て、ぜひ参考にしてください。
UCC「DRIP POD」10周年記念写真アンバサダー【DRIP PODへの愛を語る賞 】
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AJINOMOTO「オリーブオイルエクストラバージン」写真アンバサダー【エピソード賞】
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「新ビオフェルミン®︎S錠」写真・動画アンバサダー【エピソード賞】
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「セタフィル®︎」写真・動画アンバサダー【エピソード賞】
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商品の魅力が自然に伝わる、共感できるキャプションを目指そう

アンバサダー投稿のキャプションにおいて大切なのは、「いかに自分の言葉で伝えるか」です。商品の説明ではなく、体験をシェアする感覚で書くことが、読み手の共感や商品の特徴理解に繋がります。今回の記事を参考に、ぜひキャプション制作にも力を入れていただけると嬉しいです。


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