身近な物でも楽しめる、コスメ撮影の裏側!arsnap_photoさんの撮影Tips紹介

先日の記事でインタビューをさせていただいたarsnap_photoさん

商品に合わせた多彩なシーンで撮影されている、透明感のあるお写真が魅力的。

今回は、そんなarsnap_photoさんの撮影の裏側について伺いました。

愛用カメラや撮影環境、小物選びのポイントなど、写真撮影やスタイリングのポイントまで、盛りだくさん。

これからアンバサダーや商品撮影にチャレンジされたい方は必見です。

  1. 1つ目の記事「アンバサダーは、どんな環境でも楽しめる趣味!arsnap_photoさんインタビュー」はこちらから

使って入るカメラ・レンズについて

使っているカメラはNikon Z6。レンズはNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sというズームレンズを主に使用しています。

室内で撮る場合は、画角を調整する必要があるため、ズームレンズが便利。

アンバサダーの商品写真は、基本的にこのレンズ1本で撮影しています。

焦点距離については、30mmぐらいだと歪みが目立つため、50mm〜70mmぐらいが使いやすく、重宝しています。

撮影環境について

撮影場所は主に自分の部屋。

洗面のシーンも、以前公開されたインタビュー記事を参考に、コーナンで買ったタイルを敷いて、その上に蛇口や洗面器を置いて作っています。

あとは、ガレージもきれいな光が入りやすいため。水を使った撮影は、ガレージで行っていることが多いです。

自宅の洗面スペースは暗くて撮影できないので、明るい場所でシーンを作ることが大切。

ストロボは使っておらず、基本的に自然光で対応。

最近夫からライトをもらったので、夜でも撮影できるように、ライトの練習を頑張ろうと思っているところです。

テクスチャのある壁紙がお気に入り

シーンを作るための壁紙は20種類ぐらい持っています。

最初に購入した時に、まとめて購入した方が安かったので、10枚ぐらい買ってしまって!

でも、その時にグレーばかり5枚ぐらい買ってしまったので、その後は似たようなニュアンスのものを買わないように気をつけています(笑)。

背景のバリエーションを出すためにも、できるだけ違う色を選んで、1枚ずつ持つようにコレクション。

テクスチャがあるような素材の壁紙が好きで、楽天で購入した凹凸があるものをよく使っています。

壁紙を使う時は、使っていない洗濯物のハンガーポールにかけているだけなので、特別な機材を持っていない方でも、簡単に真似できると思います。

撮影小物は身近にあるものを選ぶ

商品撮影に使う小物は、身近なものを選ぶことが多いです。

例えば、先日撮影したオーライトのヘアケア商品は、ボトルを廃棄した後に土に還るという特徴があります。

その特徴からイメージを膨らませ、自然素材である土や木を使用して撮影することに。

土や木は、100円ショップやホームセンターで手に入れることができますし、木の実もインテリアショップで簡単に手に入りました。

受賞作品に選んでいただいたMASHIROのアンバサダー写真の背景も、実は小麦粉なんです。

どうしても背景にこのMASHIROの歯磨き粉のイメージを入れたかったのですが、なかなか良い色の粉が見つからず、小麦粉を使うことに。

絵の具で色を付けるなど、試行錯誤したのですが、最終的に小麦粉にフォトショップで色を付けて完成させました。

「epo」美容液の写真も、背景のセットは、ホームセンターで購入したプラスチックのトレイに白い板をはめ込んだだけ。

それに水を入れて、足で揺らして撮影することで、水滴の揺れを表現しました。

身近で手に入るものでも工夫次第で、スタイリングは十分楽しめます。

イメージに悩んだ時の考え方

アンバサダー写真の撮影イメージを考える時は、まず賞のテーマに沿って考えます。

なかなかイメージが湧かない場合は、ネット検索で写真を探して、イメージを膨らませることも。

商品だけでなく、ポートレートなどいろんなジャンルの写真を見てアイデアを得ます。

スタイリングを考える時には、全体的な色味も大切。

例えば商品自体が青っぽいイメージであれば、青を基調としてスタイリングを考えます。

色によって写真のイメージが大きく変わるため、「華やか」「クール」など商品のイメージに合う色を選ぶように気を配っています。

小物選びで大事にしているのは、メインとなる商品を邪魔しないこと。

例えば、すごく素敵な小物があっても、主役より目立ってしまうものは使いません。商品の魅力を引き立ててくれる物を選ぶようにしています。

余白を入れることで、目を引く写真を作る

商品を引き立たせるために、写真に余白を入れるように心がけています。

余白を入れることで、商品が際立ち、目を引きやすくなったり、上品な印象を与えることができたりすると考えているからです。

私の場合、被写体が美容関連のものが多いので、清潔感は大事。だからこそ、品のある写真を余白で表現できたら、と思っています。

本当は小物をたくさん入れて、世界観を作り出す写真にも憧れているのですが、私自身がシンプルなものが好きということもあって、余白をしっかり入れた写真を撮ることが多いですね。

少しの工夫が、魅力を伝える写真に繋がる

今回は、arsnap_photoさんアンバサダー写真の撮影のポイントについて、教えていただきました。

魅力が伝わる商品写真を撮るために、様々な工夫をされているarsnap_photoさん。

身近なものだけでも、工夫次第で素敵な写真が撮れることに、驚かれた方も多いのではないでしょうか。

ぜひ今回教えていただいたことを参考に、たくさんの方にアンバサダーにチャレンジいただけますと嬉しいです。

スナップマートでは定期的にアンバサダーを募集しております。

応募はアプリより可能ですので、ぜひお気軽にご応募いただけますと幸いです。

 

arsnap_photoさんのプロフィール

スナップマートのポートフォリオ:https://snapmart.jp/portfolios/arsnap_photo

Snapmart歴:約3年

Instagram:https://www.instagram.com/tica_tica_helvetica/

使っているカメラ:Nikon Z6

 

Snapmartでは、写真の販売や写真/動画コンテスト、アンバサダーなど、クリエイターの皆さまの可能性を広げる様々な取り組みを行なっています。

特に、「写真/動画を撮ることが好き!」「仕事にしてみたい!」という方や、コスメや食品など、「自分の好き」をSNSなどで発信することが好きな方は、大歓迎!

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