デザイナーに聞く!インスタやTikTokに使えるデザインのポイント6選

InstagramやTikTokなど、SNSでの投稿をより魅力的に見せるために、大事になるのがデザイン。

デザインを工夫することが、より多くの人に投稿を拡散できるきっかけになることもあります。

今回は、5月10日にデザイナーの海田彩さんをお招きして実施した『「デザイナーじゃなくても!SNSをもっと楽しめるデザインのコツの中から、海田さんに教えていただいたSNSに実践できるデザインのポイントを抜粋してお伝えします。

講師紹介

講師:海田彩さん

デザイナー歴8年。フリーランスデザイナーをしつつ、事業会社にてUI/UXデザインを担当。
課題に応じた施策案の立案、デザイン、コーディングなどを行っている。過去にはグラフィックデザイン、映像編集なども経験。
好きなことは読書と断捨離。

①デザインのイメージを言語化しよう

デザインを始める前に、まずはイメージを明確にすることが大切

この投稿は何を伝えたいのか、誰に伝えたいのか、どんな雰囲気を出したいのか…を言語化することで、デザインの方向性がより明確になります。

例えば、30代〜40代の女性をターゲットにした洗練されたコスメの場合は「高級感」、親子連れにおすすめな楽しい旅先の紹介であれば「ポップなイメージ」など。

投稿を届けたいターゲット像や雰囲気を言葉にすることが、イメージに合うデザインを作り出すために大事なステップとなります。

②フォントは読みやすく雰囲気に合うものを選ぶ

フォント選びは、デザインの鍵。フォントは投稿の雰囲気やコンセプトにも影響するので、デザインのテーマに合うものを選ぶようにしましょう。

まず大切なのは、読みやすいものを選ぶこと。

フォントによっては何が書いてあるか一見してわかりづらいものも多いので、読みやすいものを選定することが大事。
まずはシンプルなゴシック体を使ってみると、失敗しづらいと思います。サイズや間隔を変えるだけで、様々な表現が可能です。

また、商品紹介をする場合は、その商品の広告等に使われているフォントに近いものを選ぶと、商品のイメージを伝えやすいです。

WhatFontというGoogleChromのプラグインを使うと、WEB上のフォントを調べることができるので、ぜひ使ってみてくださいね。


③余白で高級感を表現する

デザインに余白を取り入れることで、シンプルで洗練された印象を与えることができます。

コンテンツに適度な余白を作ることで、見せたい写真が引き立ったり、文字の間に空間を入れることで、高級感が表現できたり。

余白を入れるだけで雰囲気がぐっと変わるので、悩んだらぜひ試してみてください。


④配色は写真に合わせて3色まで

デザインを作っていると、つい様々な色を入れたくなりますが、配色は3色以内にするのがおすすめ。色を絞ることで、統一感のあるデザインを作ることができます。

また、色を選ぶ際には、実際に商品に使われている色や写真内にある色をベースに考えることで、より魅力が伝わるデザインになります。

2色以上選ぶ時は、メインに選んだ色からトーンや色相を変化させながら似ている色を選ぶと、手軽に統一感のある色使いができます。

⑤動画のデザインは、情報を抑えて少しずつ

TikTokやリール・YouTubeなど、動画投稿の際にも、情報を効果的に伝えるためにデザインは重要です。

ただし、SNSでの動画は「ながら視聴」が多く、画面に情報を詰め込みすぎると視聴者が理解できないことも。

そのため、文字などで伝えたい情報は少しずつ段階的に表示させることがおすすめです。
また、1回の表示時間を長めに設定することで、より伝えたいことをしっかり伝えることができます。


⑥デザインに悩んだら、テンプレートに頼ろう

ここまでデザイン制作のポイントを紹介しましたが、デザインに自信のない方や時間の制約がある方は「デザインって難しそう…」と敬遠してしまう方も多いのではないでしょうか。

そんな時に使えるのがテンプレート

デザインツールであるCanvaは、メディアに合わせて多くのデザインテンプレートが用意されているので、自分のコンテンツに合わせて選ぶことができます。

テンプレートを利用することで、手軽に魅力的なデザインを作成できるので、デザインが苦手と感じる方は、ぜひ試してみてください。

ただし、テンプレートを使用する際には、他のユーザーの方と差別化するためにも、微調整を加えるなどの工夫も忘れずに!

日頃からデザインを勉強してみよう

今回は、デザイナーの海田彩さんより、SNS発信におけるデザインのポイントについて教えていただきました。

デザイン制作のコツの他に、セミナーで何度も海田さんが教えてくださったのが、日頃からデザインを勉強することの大切さ。

デザインの本やオンライン講座等で勉強することも良いですが、日常的に目にするデザインを観察して自分なりに言語化することが非常に勉強になります。

ポスターやお店の看板、商品のパッケージなど、私たちの日常にはデザインが溢れていて、どのデザインにもプロが関わっている以上、必ずデザインの意図があります。

「このデザインは、どんな人にどんなことを伝えようとして、このデザインを採用しているのか…」を分析して言葉にすることによって、デザインの理解を深めたり、引き出しを増やせたりすることに繋がります。

「デザインについてもっと学びたい」「スキルを上げたい」と思う方は、ぜひ日頃からこのような意識をしてみてはいかがでしょうか。

スナップマートでは、動画コンテストや写真や動画で商品の魅力を伝える「アンバサダー」を定期的に実施しております。

今回お伝えしたデザインの知識を活用できる場となりますので、ぜひスナップマートのアプリをダウンロードして、ご応募ください。

アンバサダーやコンテストの案内は、アプリ&メールにてお知らせいたしますので、まずはご登録からお願いします!

 

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