【イベントレポート】スマホで簡単!素敵な写真を撮るための5つの基本ポイント

SNSで見かける素敵な写真を見て、「スマホでこんな写真が撮れたらいいのに…」と思っている方は多いのではないでしょうか。

そんな方にぜひ読んでいただきたいのが、先日開催したイベント「 スマホで撮れる!人気講師から無料で学ぶおうち商品撮影」のレポート記事。

フォトグラファーの綾さんを講師にお招きし、スマホで素敵な商品撮影を撮るためのポイントを教えていただきました。

今回は、イベント内容の中から綾さんに教えていただいた「スマホ写真をより魅力的に見せるための撮影基本ポイント」を一部抜粋して紹介します。

少しのポイントを押さえることで、スマホであっても写真の印象が大きく変わります。

「スマホでも素敵な写真を撮りたい」「商品撮影にチャレンジしたい」と思う方にとって、必見の内容です!

講師紹介

講師:綾さん

自宅で商品撮影を行うフォトグラファー。講師。
独学で写真を学び、2人目出産後にフリーランスに転身。
直近の商品撮影講座は1分で満席に。
Instagramフォロワー数4万人。
著書「Instagramあたらしい商品写真のレシピ」(共著/玄光社)

綾さんのInstagram

スマホで簡単!素敵な写真を撮るための5つの基本ポイント

①グリッド線を表示しよう

商品撮影では、水平垂直を美しく見せることが大切。そのために活用できる機能が「グリッド線」です。

グリッド線とは、画面を縦横に3分割する線のこと。これが画面に表示されることで、撮影時に簡単に構図を整えやすくなります。
(iPhoneの場合、設定→カメラ→グリッドをオンにしていただくと、表示されます。)

 
 
 
 
 
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また、iPhoneの場合、グリッド線を入れる設定にすることで、俯瞰撮影時のサポートとなる「+」マークが表示されるようになります。

画面中央にある「+」マークを重ねることで、正しい角度で俯瞰撮影ができていることがわかるので、俯瞰アングルで撮影を行う際に非常に便利な機能です。

②歪みに注意しよう

左:そのまま寄って撮影 右:離れて撮影し、後からトリミング

 

スマホカメラにデフォルトで搭載されているカメラは、基本的に広角レンズであり、被写体が端に行くほど歪みが生じやすいです。そのため、歪みが目立たないように撮影する工夫が必要です。

1つ目の工夫は、メインとなる被写体を中央に置いて撮影し、写真の端をトリミングすること。
トリミングするため、若干画質は悪くなってしまいますが、歪みが気になる部分が見えなくなるため、写真を自然体に見せることができます。

2つ目の工夫は、望遠レンズを選ぶこと。望遠レンズが搭載されているスマホでしかできない技ですが、望遠レンズを選ぶことで歪みが軽減され、被写体の形をきれいに写すことが可能になります。

③ポートレートモードを活用しよう

背景をぼかして被写体を際立たせる効果がある、ポートレートモード。人物撮影などに使われることが多いのですが、商品撮影にも活用できます。

背景がきれいにボケているので、パッと見ではカメラで撮った写真との違いがわからないほど!

 
 
 
 
 
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ポートレートモードを使う際にぜひ覚えていただきたい便利機能が、F値を後から変えられること。F値とは、簡単に説明すると「背景がどれだけボケるか」の度合いであり、F値が小さければ小さいほど背景がボケます。

カメラロールから写真を選び、「編集」ボタンを押すことで、F値を簡単に調整することができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

④部屋の電気を消そう

お部屋で撮影をする時に「明るい写真を撮りたい」と思い、つい電気を点けて撮影をされている方は少なくないのではないでしょうか。

実は、自然光を利用して撮影する時は、「電気を消す」が正解です。

自然光と電気の色は異なる色温度であることが多く、自然光が入っている状態で部屋の電気を点けると、それらが混ざって写真全体が不自然になってしまうことが多いです。

自然光が入る環境で撮影をする場合は、部屋の電気を消して、自然光が入りやすい窓際で撮ることで、自然体で素敵な写真が撮りやすくなります。

⑤スタイリングのトーン・素材感を合わせよう

商品撮影をする際に欠かせないのが「スタイリング」。合わせる小物によって、写真の印象は大きく変わります。

そんな小物を選ぶ時のポイントが、トーンや素材感を合わせること

シンプルな商品を撮影する時は、モノトーンの小物やスッキリとした素材のものを合わせてみたり、華やかなティータイムの様子を撮りたい時は、アンティークの小物や木目調の背景を合わせたり。

素材やトーンを合わせることで、メインとなる被写体の魅力をより引き出すことができます。

逆に、選ぶ小物のテイストがバラバラだと、不自然な印象になってしまったり、伝えたいことがわからない写真になってしまいがちに。

まずはメインとなる商品が持つ特徴や素材感を見て、全体的な写真のテーマを決めて、それに合う小物や背景を合わせてみましょう。

スマホでも工夫することで、素敵な写真を撮ることができます!

今回は、綾さんより「スマホで商品写真を素敵に撮るための基本ポイント」を教えていただきました。

少しの工夫ですが、心がけているかどうかで撮れる写真は大きく変わります。

「カメラでないと、素敵な写真が撮れない」と思い込んでいる方も多いですが、最初の一歩はスマホでも十分!

Snapmartで開催しているアンバサダーやフォトコンテストについても、スマホで楽しんでいる方がたくさんいます。アプリよりお気軽に応募していただけると嬉しいです!

今後とも、イベントへのご参加をお待ちしております!

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イベント後の記事では紹介しきれないような有益な情報もお伝えしているので、少しでも気になった方は、ぜひイベントのお申し込みがおすすめ。

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