【イベントレポート】 色や質感をどうやって表現する?コスメの魅力が伝わる撮影&SNS講座

2024年11月11日に開催したオンラインイベント「 色や質感をどうやって表現する?コスメの魅力が伝わる撮影&SNS講座」
フォトグラファーのmaiasagiさんをお迎えし、コスメの色や質感の表現方法やSNS発信のコツを教えていただきました。

今回のイベントレポートでは、そんなイベントの内容を抜粋してご紹介。
イベント内でmaiasagiさんがお話ししてくださったスウォッチ撮影のTipsやコスメの魅力を引き出す光の選び方、おすすめのアイテムなど、盛りだくさんの内容。

Snapmartのアンバサダーや商品撮影など、コスメ撮影の際にクライアント様からのリクエストが増えている「スウォッチ撮影」。撮影のヒントを学びたい方は必見の内容です!

 

講師紹介

講師:maiasagiさん

地元でバレエ講師を10年間務めて上京後、スマホゲームの振付兼モーションアクターや芸能事務所にてモデル・アイドルの振付・レッスン指導を担当。コロナ禍で表現者としての仕事を離れてステージ撮影・カメラマンの仕事を開始。現在ステージカメラマン、フォトグラファーが本業。2024年より、美容系コンクール、GRAND BEAUTY JAPANのプロデュースを担当。
【資格、所属】化粧品検定1級・化粧品検定特級・コスメ薬機法管理者・コスメコンシェルジュなど
【化粧品レビュー・売上実績】
・大手化粧品ECサイト化粧品レビュー記事執筆443記事
・化粧品ECサイト17か月売上ランキング1位
・化粧品通信販売個人売上 月6200万円達成
・化粧品アフィリエイト月収98万円達成

maiasagiさんのInstagram

 

コスメ発信者に求められている写真とは?

今回の講師であるmaiasagiさんは、コスメの魅力を伝えるコスメアカウントを運用されている方に対して写真撮影の講座を行っていることが多く、冒頭ではそんな「コスメ発信者に求められる写真とは」について解説いただきました。

maiasagiさん曰く、コスメ発信者に求められる写真は「自分ごと化」できる写真
一般的に広告写真で使われる「きれいな写真」ではなく、コスメの色や質感がわかり、「使ってみたい」と思ってもらえるような等身大の写真が必要です。

広告写真ではなかなか出せない、リアルさのある消費者目線の写真で撮って発信することが大切。高いカメラや編集技術は必要なく、スマホでも工夫すれば簡単に撮れます!

今回のイベントでは、そんな多くの人に「欲しい!」と思ってもらえるような、消費者目線のコスメ写真を撮る方法をお伝えします。


スウォッチ撮影のコツをアイテムごとに伝授

今回のメインであるスウォッチ撮影について、アイテムごとに撮影のポイントを丁寧に教えていただきました。

・固めのテクスチャーは角のような形を見せる
・パウダーは粉の部分と馴染ませた部分どちらも写す
・ラメは強い光で撮る
・リップメイクは下唇を指で押し上げてボリューム感を出すと、唇の形がきれいに見える

などなど、「商品を美しく撮る」とはまた違った目線のアイデアの数々に、目から鱗。
消費者目線で「商品特徴がわかりやすい」と思ってもらえるコスメ撮影のコツをたっぷり教えていただきました。


コスメの魅力を引き出す、光の選び方

続いては、コスメ写真の印象を大きく変える、「光」について。maiasagiさん曰く、「点光源」「面光源」を使い分けることが大切とのこと。

点光源とは、発光部の面積が小さく、点に近い光源のこと。固い光が当たるので、写真のコントラストが高くなり、キラキラ感を出したいラメなどの撮影の際におすすめ。
懐中電灯やスマホのライトなどで代用可能とのことなので、アイシャドウやリップなど、ラメのきらめきを表現されたい時に使ってみてください。

面光源とは、広がりのある面全体から光を発する光源のこと。柔らかい光で撮影することができるので、発色をきれいに表現することができます。コスメの色を忠実に表現したい時に使うことがおすすめです。

また、maiasagiさんおすすめのアイテムが4Wayランタンライト。点光源や面光源を簡単に切り替えてつかうことができるので、コスメ撮影の際に便利。アマゾンや楽天などで「ランタンライト」と検索したら出てくるそうなので、ご参考に!

 

撮り方やアイテムの見せ方は、伝えたい相手の年齢層も考えよう

コスメの選び方は年齢によって変わるもの。そのため、届けたい相手の年齢層に合わせて、写真の撮り方も変えていくことが必要です。

例えばラメであれば、若い人は派手目な「大粒、キラキラ」を求めている傾向があるのに対して、年齢層が上がると「上品な落ち着いたきらめき」を求めている傾向があります。

商品のターゲット年齢が決まっている場合は、その年齢層に合わせた表現で撮影することで、より企業に求められる写真に繋がります。

SNSで発信することが目的の写真であれば、自分のフォロワー層の年齢を理解し、その方が「素敵」と思ってもらえるような質感の写真に仕上げることも発信するうえで大切だと教えていただきました。


スウォッチ撮影の悩みを解決!質問コーナー

イベントの最後には、質問コーナーも実施。コスメ撮影に対する悩みを解決できる有益な時間になりました。イベントレポートでは、そんな質問コーナーの一部を抜粋してご紹介します。

①スウォッチ撮影をする際に、肌にきれいに塗ることが難しいです。きれいに塗るためにのコツはありますか?

→肌が湿っていた方が色が乗りやすいので、手を少し濡らしてから塗るときれいに塗りやすいです。
また、アイシャドウなど色味を比べるスウォッチを撮りたい場合は、腕にマスキングテープを等間隔に貼って、それに沿って塗ると等間隔に美しく塗ることができます。

②口紅のスウォッチを複数撮影する時に、唇の向きを揃えるコツを教えてください

→まずは、できる限り揃えるように撮影します。とはいえ難しいし若干ズレてしまうものなので、向きや大きさは後で加工で調整します。
おすすめは画像をそれぞれ半透明にして、重ねて大きさを揃えること。重ねてから調整することで、きっちり揃っているようなスウォッチを残しやすいです。

 

需要が高まるコスメの「スウォッチ撮影」にチャレンジしてみよう!

今回は、maiasagiさんよりイベントで教えていただいた「SNS発信におけるコスメ撮影のポイント」について一部を抜粋して紹介いたしました。

コスメの色や質感を伝えるスウォッチ写真は、企業の方から求められることが多く、コスメのアンバサダーの際にもリクエストを多くいただきます。

撮影できる人もそこまで多くないため、チャレンジするチャンス◎スマホでも実践できるので、ぜひ実践してみていただくことをおすすめします!

また、株式会社CREAVEでは、定期的にクリエイターさんのTipsを紹介するイベントを開催しています。

これまで開催したイベントは、コスメや料理などジャンルごとの撮影方法や写真編集・動画制作の講座、SNS発信のポイントを伝える講座など、多岐にわたるテーマで実施してきました。ほとんどのイベントがオンライン開催のため、気軽にご参加いただくことができます。

イベント後の記事では紹介しきれないような有益な情報もお伝えしているので、少しでも気になった方は、ぜひ開催前にお申し込みください。

募集中のイベントは、Snapmartのアプリやメルマガで紹介しているので、もしまだアプリに登録されていない方は、以下のリンクからぜひダウンロードしてください!

 

 

 

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