2024年12月2日に開催したオンラインイベント「自然光でしか撮れない」を卒業!夜でも雨でも撮影できるライティング基礎講座。
たくさんのお申し込みをいただき、ライティングに興味を持っている方が非常に多いことがわかりました!
今回のイベントレポートでは、イベント全体の様子やLuckさんが普段から意識している撮影のTips、ライティング撮影を始める前に理解しておくべきポイントなどをご紹介します!
「これからライティングにチャレンジしたい」「環境に左右されずに、素敵な写真を撮れるようになりたい」という方は必見です!
講師紹介
講師:Luckさん
商品企画開発・デザイン、水族館飼育員を経てフォトグラファーとなる。
結婚後、数年間写真から遠ざかるが、Snapmartアンバサダー応募を機に撮影を
再開。企業や地方自治体などのご依頼で撮影を行う。
子育てにも奮闘中。
Snapmartアンバサダーコンテスト
2023年 受賞回数2位 エピソード賞1位
2024年 受賞回数1位 エピソード賞1位
受賞回数90回以上、広告採用実績多数
「ライティングができる」メリットとは
今回のイベントテーマであるライティング。そもそもライティング技術を修得することで、どのようなメリットが得られるのかについて、まずは解説していただきました。
・夜や雨の日など、時間帯や天気に左右されずに撮影できる
・撮影できる光の表現の幅が広がる
・撮影できる商品の種類が増える
・クライアントのニーズに、より応えることができる
・技術力に応じて撮影単価が上がる
などなど、ライティングを理解し、自分好みの光を表現できるようになることで、時間や環境に左右されずに撮影できたり、仕事の幅を広げることができます。
奥が深く難しい側面もあるライティングですが、学ぶ意味が大きいことが伺えます。
ライティングで大事なことは、イメージの具現化
ライティングをされる際に、「ただ明るく撮りたい」と漠然としたイメージで撮影に臨まれる方は、意外と多いのではないでしょうか。
そんな方は撮影する前に、まずは自分が撮影したい光のイメージを考えてみることが大切です。
Luckさん曰く、光の効果は「ただ明るくする」だけではなく、強弱や影の付け方、当てる方向を変えることによって、多彩な表現を行うことが可能です。
とはいえ、「光のイメージを具体化しよう」と言われても、イメージがわからないという方も多いと思います。
そんな方に向けて、ライティング撮影の際に考えるべき光の効果について、Luckさんが解説してくださいました。
例えば、明るい光は「元気、健康」をイメージできるので、生鮮食品や保湿化粧水などに合う光、逆に暗めの光は「もの静かで落ち着いた印象」を表現できるので、アンティーク品等の撮影に合いやすいです。
また、光と影で季節を表現することも可能。
夏は光が強くて影が濃いイメージ、もう少し光と影を弱く表現すると、春や秋など過ごしやすい季節の光のイメージに近づける…など。
伝えたいイメージや季節によって、表現すべき光は違うはず。そのため、漠然とライティングをするのではなく「どんな光を表現したいのか」を考えながら、その光を作るためにはどうしたら良いのかを意識することが大切だと教えてくださいました。
懐中電灯とトイレットペーパーで、光と影の変化を見てみよう!
ここからはLuckさん発案の実践演習を含んだ、光と影についての講習。懐中電灯とトイレットペーパーを各自用意いただき、光と影の変化を手元で実際に見ていただきます。
まずはLuckさんより、懐中電灯とトイレットペーパーで表現できる光と影の違いを様々なケースで見せていただきました。
光の高さや向き、光量によって、被写体に与える印象や影の出方、大きさが変わっているのがわかると思います。
さらに、ディフューザーやアンブレラを使うことによって、光を柔らかく表現することも可能に。実際に実践している様子を見せていただいたことでぐっと理解度が高まりました。
最後に、参加者自身も懐中電灯とトイレットペーパーで光と影の表現の違いを感じていただきました。オンラインでの取り組みであるため、みなさまの様子を見ることはできませんでしたが、「この演習を行ったことで、ライティングをより理解できた!」という声を複数いただきました。
Luckさんの撮影機材紹介と撮影裏側について
イベントの後半では、Luckさんが実際にどのようにライティングをされているのかを、実際の写真を見ながら解説していただきました。
・実際に使っている機材紹介
・イメージ決定から撮影までの具体的な流れ
・光の強弱の調整過程
・木漏れ日や色付きの光など、印象的な光の作り方
などなど、イメージ通りの光を作り出すためにLuckさんが丁寧に行っている過程をたっぷりご紹介。
小物の選び方やカメラの角度など、撮影時の細かいこだわりまで教えていただいたことで、ライティングを使った撮影について、より深く理解することができました。
また、Luckさんが日頃から行っている、ライティングの勉強方法についても教えていただきました。雑誌や広告など、様々なプロが携わる写真はもちろんのこと、ちょっと意外なものもライティング勉強のヒントになると聞き、アイデアは様々な場所に広がっていることを改めて気づかせていただきました。
まずは自分の作りたい光をイメージして、ライティング撮影にチャレンジしてみよう!
今回のレポートでは、イベントの全体の流れとともに、Luckさんより教えていただいた「ライティング撮影の始め方」について一部を抜粋して紹介いたしました。
今回紹介したポイントは、ライティングを始めるにあたって、非常に大切なこと。これからライティングを始める方も、すでにライティングにチャレンジされている方も、まずは「自分がどんな光を作りたいのかを具現化すること」が大切。ぜひ今後実践してみていただくことをおすすめします!
また、株式会社CREAVEでは、定期的にクリエイターさんのTipsを紹介するイベントを開催しています。
これまで開催したイベントは、コスメや料理などジャンルごとの撮影方法や写真編集・動画制作の講座、SNS発信のポイントを伝える講座など、多岐にわたるテーマで実施。ほとんどのイベントがオンラインであるため、気軽にご参加いただくことができます。
イベント後の記事では紹介しきれないような有益な情報もお伝えしているので、少しでも気になった方は、ぜひ開催前にお申し込みください。
募集中のイベントは、Snapmartのアプリやメルマガで紹介しているので、もしまだアプリに登録されていない方は、ぜひ下記のリンクよりアプリのダウンロードからお願いします!
▼X(旧Twitter) |
▼facebook |
▼Instagram |