いつもお世話になっております。スナップマートの川北です。
先日5/23にホットリンクさんと共同主催で、「UGCを創出・活用するためのソーシャルメディアマーケティングセミナー」を開催しました。
当日セミナーにお越しいただけなかった方のために、セミナーの一部を紹介させていただきます。
こんなことにお悩みの方におすすめ
・ソーシャルメディアマーケティングのやり方がわからない…
・SNSマーケティングの成果が出ていない…
・ソーシャルメディアで売上アップするの…?
当日のイベント内容はこちら
登壇者
株式会社ホットリンク
執行役員 ソーシャルメディア事業 兼 コーポレート担当 石塚悠悟(@YGBC7)
外資系コンサルティングファームであるデロイト・トーマツ、PwCにて経営戦略、マーケティング、組織・人材開発を専門領域として大企業から中小企業まで様々な業界の企業にコンサルティングを実施。 2016年に東証マザーズに上場する株式会社ホットリンクに参画。 現在、事業責任者も兼ねながら企業のソーシャルメディアマーケティングのコンサルティングを実施。
スナップマート株式会社
代表取締役社長 岡洋介(@yosukeoka)
2006年より、親会社である創業直後のピクスタ株式会社にジョイン。シンガポールでの海外駐在など様々なポジションを経ながら上場までを経験し、2019年1月より現職。国籍、年令、性別、地域、職業にとらわれること無く、クリエイティブな可能性の最大化を目指す。2児の兄妹の父。
第一部:SNSを中心としたマーケティングの可能性とUGC創出・活用ポイント by株式会社ホットリンク
・検索行動の変化
・Google検索とハッシュタグ検索の違い
・商品・ブランドタグが検索された時、写真の質が高いUGCを一括で増やすアンバサダープラン
・一過性ではなくオフラインとオンラインを繰り返す
▼企業のSNSが上手くいっていない理由は?
・SNSをマーケティング全体の中で捉えられていない
・SNS運用がゴールになっている
・SNSを企業情報発信媒体としか捉えていない
・自社の特性にあったSNS活用戦略/施策を選べてない
これ私も聞いた時に、深く頷いてしまいました。
というのも、弊社Snapmartでも「とにかくフォロワー数を増やしたい」というご相談をいただきます。ただ単にフォロワー数を増やすのではなく、誰にフォローをしてほしいかを考えていく必要がありますよね。
▼これからの時代に求められるマーケティングファネルの考え方
陥りがちなマーケティング例
(1)刈取施策として、リスティングやSEOだけに注力すると、短期的には効果がありますが、中長期的には先細りのファネルになり、ROIが低下する
(2)認知のための、Attention施策は実施して、とりあえず広告を打っているが、質が悪く、態度変容を促せていない
などがありますので、下記の図の考え方に変更する必要があります。
▼UGCの重要性
参加された方は、覚えて帰られましたよね?
今回のセミナーにおいて一番の重要キーワードとなった「UGC」です。みなさん、聞いたことありますか?
UGCとは、UserGeneratedContentsの略で、一言で言うと、口コミです。
その他、生活者が撮影した写真などもそう呼ぶことが多いですね。
今までは、テレビCMや雑誌など、マスに向けた広告が主流でしたが、スマホの台頭により、生活者の行動が変わり、誰もが発信者!
そんな時代だからこそUGCが大切。
参考までに、先日AWAsiaというイベントで実施されていたFacebook社の発表ではこんなスライドもありました。
Instagramの利用者はこんな人たちです。
— Instagram & Facebook マーケティング JP (@FBBusinessJP) 2019年5月29日
・女性57% 男性43%
・5人に1人が目覚めの瞬間にログイン
・20%が毎日Instagram上の検索機能を使用
・4人に1人が #ハッシュタグ 検索で情報を入手#AWAsia pic.twitter.com/mivYUPoHG4
▼SNSって売り上げ本当にあがるの?
ホットリンクさんの実際の支援クライアントの事例です。
つまり、UGCと売上は相関していますね。
こちらは、ホットリンク社が提唱するSNS時代の行動購買プロセス「ULSASS(ウルサス)」の図です。
今までは、企業の広告が起点となっていたものが、今は「友人の投稿(UGC)」が起点となっていることが分かります。
企業の公式アカウントのでの情報は、いかにフォロワー数が多かったとしても、もちろん大変重要ですが「1企業のアカウント」です。
UGCの重要性で分かりやすい事例が、PayPayの100億円キャンペーン。
特に業界の方でしたらPayPayのキャンペーンは当然知っている方も多いのではないでしょうか?
ただ、あのキャンペーンって、「PayPayの広告」ではなく「PayPayのキャッシュバックに当選した友達の投稿」から知った人も多いのではないでしょうか?
一般の人による、投稿のUGCも増やすきっかけ作りが重要となってきます。
この後は、スナップマートによる、質の高いUGCの生み出し方のお話をまとめさせていただきます。
第二部:InstagramにおいてUGCを発生させるポイント&事例byスナップマート株式会社
▼検索行動の変化
今は、何か検索する時には、Google検索ではなく、SNSのタグから検索が増えていますよね。
Google(左):綺麗な公式やメディアのお手本のような写真
Instagram(右):どんな体験ができるかが、ビジュアルや感想とともにイメージ可能
また、こちらは岡の趣味の自転車「tokyobike」で検索した時の結果です。
数年前から言われていることですが、ファッション雑貨や、飲食の公式のECサイトで、
UGCを活用すると、滞在時間が増加して購入につながることが増えたという事例を聞くことが増えました。
▼こんなSNSの失敗キャンペーン経験ありませんか?
じゃあ、UGCが重要なら、「SNS投稿キャンペーンを実施しよう!」となるかもしれません。
ただ、SNS投稿キャンペーンをやったけど…・LP作成や広告費をかけたのに、投稿が集まらなかった
・写真の質が微妙だった
なんて経験ありませんか?
その課題を解決するのがスナップマートの商品体験型フォトコンテスト「アンバサダープラン」です。
▼商品・ブランドタグが検索された時、写真の質が高いUGCを一括で増やすアンバサダープラン
スナップマートは写真好きなクリエイターが10万人以上いる写真プラットフォームです。写真好きな方々の可能性を広げるために「Everyone is a creator!」をミッションに、活躍の場の機会提供を行っております。
そんなスナップマートクリエイターを活用したアンバサダープラン、キリンビール様の事例がこちらです。
そんなスナップマートクリエイターを活用したアンバサダープラン、キリンビール様の事例がこちらです。
こちらは、2018年の夏に行った、「キリンと夏」100名アンバサダーの投稿写真です。
#きょうのキリン のタグをつけて、Instagramにアップしてほしいということで、公式のアカウントにタグつけの促進の文言を入れてましたが、なかなか投稿数が増えず…。
そんな時に、#きょうのキリン のタグ投稿イメージのお手本をSnapmartのアンバサダープランによって、UGCを増やしました。
具体的には、6ブランドの商品を当選した写真好きなSnapmartクリエイター100名にプレゼントして、撮影・Instagram投稿を促し、#きょうのキリン タグをつけるのもお願いをしました。
結果、Snapmartのアンバサダー100名による投稿は230枚、合計リーチ数は30万でしたが、それ以外の、一般のオーガニックの投稿も相乗効果で 対前月171.9%増加しました。
▼一過性ではなくオフラインとオンラインを繰り返す
また、ロイヤリティの高い顧客を作っていくためには、オンラインと、オフラインの両方を繰り返していくという考えを持っています。
【まとめ】UGCを創出・活用するためのソーシャルメディアマーケティング
・UGCと売り上げは相関
・UGCを生み出して、ULSASS(ウルサス)を回していく
・検索する時に、GoogleからSNS検索に変化
・綺麗な写真でUGCを一括創出するなら、スナップマートのアンバサダー
最後までご覧いただきありがとうございました。
アンバサダープランが気になる方は、こちらからお気軽にご相談ください。