自宅でできる、商品の魅力を引き出す撮影の工夫!マリーさんの撮影/発信Tips紹介

先日の記事でインタビューをさせていただいたマリーさん。様々な商品に合わせて、魅力を引き出すお写真が素敵です。

今回は、そんなマリーさんの撮影の裏側について伺いました。

愛用カメラや撮影環境、撮影アイデアやSNSで発信する際のキャプションの考え方など、写真撮影・発信に関するポイントが盛りだくさん。

これからアンバサダーや商品撮影にチャレンジされたい方は必見です。

1つ目の記事「アンバサダーが育児中の楽しみと息抜きに!マリーさんインタビュー」はこちらから

使っているカメラ・レンズについて

アンバサダー撮影で使っているカメラはCanon EOS Kiss X9。以前まで使っていたカメラが故障したため、昨年11月に新しいカメラを購入したばかりです。

レンズは40mm F2.8の単焦点レンズを使っています。基本的に撮影で使用するのはこれ1本。

単焦点レンズはキットのズームレンズに比べてきれいに写り、ボケ感も表現しやすいので、普段から単焦点レンズを使うことにはこだわるようにしています。

撮影場所は、自宅のリビング

撮影場所は、基本的に自宅のリビング

窓際にダイニングテーブルをちょっと寄せて撮ったり、床にフロアマットやフロアシートを敷いて撮ったり、壁紙を背景に広げて撮ったりすることで、多彩なシーンを表現しています。

壁紙を背景にする際には、厚めの大きい発泡スチロールに壁紙をかけて、垂らすようにして撮影しています。

実は最近、壁紙を直接発泡スチロールに貼ってみたのですが、湿気で壁紙が波打ってしまって(笑)。壁紙を新しく買い直さなければいけないな…と考え中です。

壁紙は10〜15枚ほど持っていて、1つの色に対して明るさを変えたものを2〜3枚揃えています。

撮影した時に「背景がちょっと暗いな」と感じたら、明るい色に変える…など、イメージに寄せていくように使っています。

これまでの写真は基本的にすべて自然光で撮影していましたが、最近、ストロボの勉強を始めました。今はうまく扱えるよう練習中。

影を出したくない時や、映り込み対策には、レフ板を使っています。

レフ板といっても、白の背景ボードをレフ板代わりに使うことが多く、それだけでも十分効果的です。

ちょっとした空間を埋めてくれる、お気に入りの小物

お気に入りの小物は、3COINSで購入したラタントレイリネンの布

ラタントレイは、お菓子や料理の写真を撮る際に、ちょっとした空間を埋めるのによく使っています。

写真の中に隙間があれば、そこに置いたり、トレイが写り込みすぎるのであれば、何かを乗せたりすることで、写真に奥行きを与えることができます。

 
 
 
 
 
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リネンの布は、手芸店で切り売りで販売されているものを使用。

写真の中にちょっと入れるだけでも空間を自然に埋められますし、下に敷いたりしても使えるので、重宝しています。

1つあればごまかし要員になるので、欠かせないアイテムです。

撮影イメージに悩んだ時の、アイデアの考え方

アンバサダーの撮影イメージを考える時は、まず賞の内容を確認し、対象の商品の魅力や、求められているイメージを理解します。

その後、商品撮影が上手な方のインスタグラムを拝見したり、Pinterestを利用したりして、イメージをぼんやり思い浮かべる。それから、自分のスタイルに合わせて、実際にどんな写真を撮るのかを考えていくようにしています。

特にこれまで撮影したことのない商品を撮る時はイメージ制作に苦労しますが、そんな時もまずは情報収集を実施。できるだけたくさんの写真を見て、イメージを膨らませます。

たとえば、洗剤の写真を撮る時に、コスメの写真を見る…など、ジャンル違いの写真でも、意外と参考になります。

商品の種類ではなく、「綺麗系」「かわいい系」など、撮りたい雰囲気で、参考写真をピックアップしていることが多いですね。

アイデアがどうしても出ない時は、悩むこともありますが、とりあえず、新しいアイデアが出てくるまで撮り続けるようにしています。

撮影しているうちに、「これとこれを組み合わせたらいいんじゃないか」など、自然にアイデアが生まれることがあるので、何かしら行動することも大切だと思います。

商品の魅力を伝えるための、スタイリング・レタッチのポイント

スタイリングをする時に大事にしているのは、主役となる商品が目立つようにすること。どの商品が主役なのかわかりにくくなってしまうような写真は避けるようにしています。

商品が見切れないように配置したり、端に置く場合には周囲をぼかすなどして、主役を明確にするよう、心がけています。

また、写真の中に余白を入れることも大切。

アンバサダーの写真はインスタグラムで使われることが多いのですが、インスタグラムで使用する写真を考えた時に、正方形にで切り取った際にも使いやすかったり、文字入れができるほどの空間があったりすると、使い勝手が良いのではないか…と考えたことが、余白を入れるようになったきっかけです。

レタッチにおいては、商品の色味からかけ離れないように、自然な色味になるようにこだわっています。

商品の本来の色や雰囲気からはできるだけかけ離れず、色被りは修正するものの、彩度や色合いの調整はあまり行わないようにしています。

子育て中の撮影は、効率的に

子育て中であるため、アンバサダー撮影ができるのは、限られた撮影時間の中だけ。最近は子供が寝ている1日1〜2時間しか撮影時間が取れないことが多いので、できるだけ短時間で撮りきるように意識しています。

撮影時間を短縮するためにまず大切なのは、事前準備。大体どのように撮るか、事前に頭の中で決めてから、撮影に臨むようにしています。

スタイリングも、 最初はほとんど小物を置かずにシンプルにして、徐々に小物を増やして組み合わせて…という感じで進めることで、効率良く進めています。

小物があるシーンとシンプルなシーンを組み合わせつつ、1日で数種類の商品を撮り切っていますね。

また、レタッチは子供をあやしながら、スマホで行っています。

「1人で遊び出したな」と思ったら、スマホでレタッチをする…など、隙間時間を上手に使えるよう努力しています。

自然に商品の魅力を伝える、SNSキャプションの考え方

 
 
 
 
 
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アンバサダーは写真はもちろんですが、SNSで発信する時のキャプションを考えることも大切。いつも必死で考えています(笑)。

エピソードの考え方は、ケースバイケースなのですが、過去の経験や思い出を元に考えると、思いつきやすいです。例えば、家族や友人との会話を思い出して、その中で印象的な会話を入れる…など。

また、商品を家族に使ってもらって、ほろっと出た言葉やコメントを取り入れることもあります。そうすることで、よりリアルな感想を伝えられるのではないかと思います。

 
 
 
 
 
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商品紹介のキャプションを作成するとなると、ついつい商品の成分や機能など難しい話を入れてしまいがちですが、それだとピンとこない方も多いと思います。

自分自身が使ってみて、どのような体験をしたのか、その体験を言葉にするときに、誰かとの会話や思い出を絡めることで、より伝わるキャプションが生まれると思います。

より自然な形で商品の良さが伝わるように、意識して考えることを大切にしています。

素敵な商品写真は、少しの工夫から

今回は、マリーさんアンバサダー写真の撮影のポイントについて、教えていただきました。

身近なものを少し工夫するだけでも、素敵な写真を撮ることはできます。

ぜひ今回教えていただいたことを参考に、たくさんの方にアンバサダーにチャレンジいただけますと嬉しいです。

スナップマートでは定期的にアンバサダーを募集しております。

応募はアプリより可能ですので、ぜひお気軽にご応募いただけますと幸いです。

1つ目の記事「アンバサダーが育児中の楽しみと息抜きに!マリーさんインタビュー」はこちらから

 

マリーさんのプロフィール

スナップマートのポートフォリオ:https://snapmart.jp/portfolios/Mary2019

Snapmart歴:約3年

Instagram:https://www.instagram.com/mari_6087/

使っているカメラ:Canon EOS Kiss X9

住んでいる場所:福岡県

 

Snapmartでは、写真の販売や写真/動画コンテスト、アンバサダーなど、クリエイターの皆さまの可能性を広げる様々な取り組みを行なっています。

特に、「写真/動画を撮ることが好き!」「仕事にしてみたい!」という方や、コスメや食品など、「自分の好き」をSNSなどで発信することが好きな方は、大歓迎!

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