先日の記事でインタビューをさせていただいたkawausomamaさん。
2021年8月頃から動画を始めたばかりとのことですが、そこから3回も立て続けに動画アンバサダーで受賞されています。
今回はそんなkawausomamaさんに、動画制作の楽しみ方や、撮影/スタイリングのポイントについて伺いました。
構成の考え方や無料アプリでおしゃれに編集するコツなど、動画初心者の方でも比較的すぐに真似できる方法をご紹介。
「これから動画にチャレンジしてみたい…!」と考える方は必見です。
1つ目の記事「【クリエイターインタビュー】アンバサダーを通してカメラが身近に。kawausomamaさんに聞く、スナップマートの魅力」はこちらから
動画を始めたきっかけ
これまでほとんど取り組んだことがなかった、動画制作。
そんな動画に「チャレンジしてみようかな」と思ったきっかけは、SnapmartDayに参加した時に聞いた、動画講座でした。
初心者向けに動画制作のコツをわかりやすく解説してくださったことで、「私でもできるかもしれない」と思うように。
「動画ができる人はまだ少ないから、早めに挑戦することが大事」という講師の言葉も後押しし、思い切って動画アンバサダーにチャレンジしてみたところ、選んでいただけました。
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初めての動画制作は、思っていた以上に難しかったです。自分がイメージで考えている動画と、実際に撮れている動画にズレがあり、改善点もわからない状態。
また、人物を入れた動画を撮影する時は特に大変。
被写体になってくれる人が近くにいないので、自分をセルフで撮影するのですが、写真以上に構図の整え方やピント調整が難しく、かなり苦戦しました。
それでも、自分で作った動画が音楽とともに流れているのを見ると「CMみたい!」とテンションが上がるのが楽しくて。
制作する時の苦労よりも、充実感の方が勝るため、気がついたら動画制作に夢中になっていました。
今では、動画アンバサダーで何度も受賞したり、企業からの依頼で動画を制作したり、これまでにない経験ができています。
以前から「動画制作に挑戦してみたいな」と思っていたのですが、真剣に動画を制作する機会がなかなかなかったため、動画アンバサダーが良いきっかけになってくれました。
使用しているカメラ機材・アプリ・編集方法
写真・動画ともに、撮影で使っているカメラは、CanonEOS RPとiPhone13です。
EOS RPはセンサーサイズがフルサイズであるため、描写やボケがとにかくきれい。
撮影できる動画の美しさが、モチベーションにも影響すると思うので、性能が良いカメラで撮影することは、おすすめです。
リールを撮影する時は、iPhoneも使用します。縦型の動画が作りやすく、ピントやブレをあまり気にせずに撮ることができ、手軽に撮影できることがポイント。
動画編集は、基本的にスマホの無料アプリで対応。VLLO・iMovie・VITAを使っていますが、比較的VLLOを使うことが多いです。
動画の色味については、あまり細かい調整はしませんが、VLLOの「P1」というフィルターがお気に入り。動画全体が少し明るくなり、雰囲気のある色に仕上げてくれるので、よく使っています。
音楽も今のところ無料で使用できるものだけを使っていますが、自分のイメージに合う音楽が少ないため、そろそろ課金しようかな…と考えているところです。
構成を考える時は、他の人の動画をひたすら見る
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動画の構成を考える時に大事にしていることは、「他の動画をひたすら見て研究する」こと。「良いな」と思う動画を定期的に見ることで、アイデアをストックするようにしています。
例えばドリンクのアンバサダー動画を制作する際には、レシピ動画をイメージして撮影しました。
様々な動画を研究したところ、定点で撮影されているものが多かったことから、自分でも定点撮影にチャレンジ。
カット割、シーンについても、インスタグラムで「アレンジドリンク」と検索し、リールにアップされているものをチェックして考案。
「角度を変えた方が、視聴者に飽きられないな」「トランジションを入れた方が自然だな」など、他の人の動画を見ることが、新たな発見に繋がっています。
リールを制作する場合は、10代〜20代前半であるZ世代のリールを見ることも。動画に慣れていて、情報感度が高い世代なので、参考になる点がたくさんあります。
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化粧品の場合は、SNS上に動画があまりアップされていないため、TVCMからイメージを膨らませることが多いです。
先日受賞したN organicの場合は、CMから「丁寧な暮らし」をしている人がターゲットかなと考え、そのイメージが伝わるように仕上げることを意識しました。
写真にしても動画にしても、もともと素敵なものを見ることが大好き。
スマホのフォルダやアプリには、たくさんの「良いな」と感じた写真や動画がストックされており、普段から時間ができる度に自然と見ていることが多いです。
そんな習慣が、いつの間にか撮影のヒントに繋がっているのかもしれません。
撮影場所はリビング。ボードを使い、生活感を隠して撮影
写真も動画も、撮影場所は、基本的にリビング。家の中で唯一光が入る場所であり、朝しか光が入らないので、午前中に頑張って撮影することが多いです。
そのまま撮影すると、どうしても生活感が出てしまうため自作の撮影ボードを使用。
プラスチックダンボールの板の両面に壁紙を貼り、両面で使えるように工夫しています。
大きめに作ったので、少し邪魔ですが(笑)、その分、余裕を持って撮影スペースを作ることができて、とても使いやすいです。
※撮影ボードの作り方は、kawausomamaさんのインスタグラムで紹介されています。
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写真でも動画でも、立体感を出すため、光の入り方は重要。
光が入る窓際で撮影するために、背景ボードを椅子に立てかけたり、床に置いたり。生活空間が見えないギリギリのスペースで撮影することが多いです。
商品のイメージに合わせた小物選びがポイント
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写真であっても動画であっても、制作物の印象を大きく変えるスタイリング。私は、商品のイメージによって小物を変えるようにしています。
かわいらしいテイストの商品には韓国雑貨を使ったり、高級テイストの商品には鏡やゴールドの小物を使ったり。趣味で小物をたくさん持っているため、持っているものの中からイメージに合わせて選ぶことが多いですね。
小物を調達する時におすすめのお店は、3COINS。ラタントレイやワイヤーバスケットなど、シンプルで撮影に使える小物が約300円で購入することができるので、とても重宝しています。
JOURNAL STANDARDのインテリアショップはおしゃれなカトラリーや食器がたくさん。こちらも比較的購入頻度が高いお店です。
小物選びに悩んだ時は、インスタグラムやPinterestをチェック。自分が「いいな」と思う写真をたくさん保存して見返すことで「自分の好きなテイストのスタイリング」がわかるようになります。
このようなインプットとアウトプットを繰り返すことで、自分なりのスタイリングができるようになったのではないかと考えます。
また、小物の色は、あまりたくさん使わないように。
様々な色味が合わさるとごちゃごちゃした印象になってしまうため、できるだけ似たような色味の小物を使うよう気をつけています。
最初の一歩は、良いものを見て学ぶことが大事
今回は、kawausomamaさんより動画制作とスタイリングのポイントについて、伺いました。
写真も動画も、素敵なものを見てインプットすることが第一歩。
最初のうちは「どんな風に撮ればいいのか、わからない」と悩む方も多いと思いますが、まずは今回教えてもらった通り「良いな」と思うクリエイティブ探しからスタートしてみてはいかがでしょうか。
kawausomamaさんが参考にされたSnapmartDayの動画講座はYouTubeにアップされていますので、こちらからご覧ください。
今後動画の需要は、さらに増えると思われます。
今回教えていただいたことを参考に、この機会に動画にチャレンジしていただけると幸いです。
スナップマートでも定期的に動画アンバサダーを募集しているため、アプリよりぜひ探してみてくださいね。
kawausomamaさんのプロフィール
スナップマートのポートフォリオ:https://snapmart.jp/portfolios/kawausomama
Snapmart歴:約2年半
Instagram:https://www.instagram.com/kawauso___mama/
住んでいる場所:東京都
使っているカメラ:Canon EOS RP
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