先日の記事でインタビューをさせていただいたolive_shinoさん。
きれいな光と美しい緑が印象的な写真をたくさん撮影されていて、アンバサダーでの受賞も多数。
今回は、そんなolive_shinoさんの撮影の裏側について伺いました。
愛用カメラ・レンズ、撮影環境や、撮影の際に大切にしている考え方まで。
自分の感性を大事に撮影されながらも、クライアントさんの希望に合う写真を撮影されているolive_shinoさんだからこそのTipsをたくさん教えていただきました。
1つ目の記事「カメラを楽しみながら、自分の可能性を広げる。olive_shinoさんが考えるスナップマートの魅力とは」はこちらから
使っているカメラ・レンズについて
カメラはNikonのD500を愛用。レンズは、Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gというマクロレンズを使っています。
どちらもカメラ好きの父から譲り受けたもので、40mm f/2.8は気に入りすぎて、自分でも購入したので2つ持っています。
アンバサダーの撮影はほぼ全てこのレンズを使用。
マクロレンズなので商品に寄って撮影できて撮りやすく、また趣味であるお花写真の撮影にもかなり使いやすいです。
撮影時の環境・お気に入りの小物について
撮影場所は基本的に自宅の縁側かお庭。
家の中できれいに光が入る場所が縁側なので、ほとんどのアンバサダー写真はここで撮影しています。
もちろんそのまま使うわけにはいかないので、撮影する時は簡単なセットを組んで。
縁側のスペースはそこまで広くないため、突っ張り棒を設置して、そこに壁紙を付けられるようにしています。
壁紙を変えるだけで写真の雰囲気が大きく変わるので、壁紙は10本ぐらい用意しています。
外のイメージが合う場合には、お庭で撮影。
もともとお花や植物が好きで、四季折々様々な植物が生き生きとしているガーデンにしているため、季節を問わず自然を活かして撮影することができます。
撮影で使用する植物も、すべて自宅で育てているものを使っています。
たとえば、スナックミーのアンバサダー撮影では、無添加で体に良いことがポイントであるため、お庭でナチュラルに植物を添えて撮影しました。
趣味でフラワーベースもたくさん用意しているので、商品に合わせてどのフラワーベースを使うのか、考えることも楽しみの1つ。
撮影小物についても、できるだけ自分が普段から使っているものを使うことを、大事にしています。
事前に撮影イメージは考えない。その時の感性を大切に撮影
アンバサダーの撮影をする際に心掛けているのは、自分の感性を大切にすること。
あらかじめ「どんなスタイリングをするのか」「どんなテーマで撮るのか」というのは考えず、撮影する日に商品を見て、感じたままに撮影するようにしています。
あまりスマートなやり方ではないのですが、そうすることで、撮影を始める前は考え付かなかったような写真を撮ることができることが多いです。
例えば、アスタリフトのアンバサダーで受賞したこちらの写真は、空を鏡で写して撮影しました。
その日の空の色とボトルの青のイメージが似ていて、どうしても色を合わせて撮りたくて、鏡を使うことに。
自分でも大満足な写真になったため、受賞できてとても嬉しかったです。
同じような理由で、アンバサダー期間中は、似たような商材の写真や他のアンバサダーの写真も見ないようにしています。
他のものを見てしまうと、どうしても自分の感覚がゆらいでしまう気がしてしまうので、撮影期間中に確認するのは、商品の公式ホームページとSNSだけ。
とはいえ、他の方の写真はとても勉強になるので、アンバサダー撮影期間が終了した後に、じっくり見て研究するようにしています。
発信に悩んだ時は、誠実な方を選ぶ
様々なアンバサダーに参加させていただきましたが、もっとも心に残っているのが、ベイリーズのレシピ撮影。
レシピを考えて、撮影して発信する必要があったのですが、どんなレシピを作るのか、とても悩んでいました。
そんな時に、「普段作っていないものを突然作っても、自分らしくないよね」と考え、普段からよく作っている「焼きリンゴ」にベイリーズを加えたものをレシピとして紹介することに。
普段から作っているものだからこそ、本心から美味しさを伝えることができ、ベイリーズを加えることでさらに美味しくなることを紹介することができました。
アンバサダーで受賞することができ、フォロワーさんからも「美味しそう」「今度作ってみたい」と反響をいただき、普段自分が食べているもので受賞できて、とても嬉しかったことを覚えています。
撮影する時も発信する時も、テーマにしているのは「誠実であること」。
アンバサダーは写真や動画のクオリティはもちろん大事ですが、それと同じぐらい「その商品の魅力がたくさんの人に伝わること」も大切だと思います。
フォロワーさんに商品の良さを伝えるためには、自分が正直に「いいな」と思ったものを紹介することが大事だと思うので、アンバサダー商品の発信方法で悩むことがあったら、「自分が本当に良いと思うものはどれか」ということを軸に考えるようにしています。
自分の感性を大事にすることが、アンバサダーを楽しく続ける秘訣
今回は、olive_shinoさんにアンバサダー写真の撮影/発信のポイントについて、教えていただきました。
自分の中で湧き出る感性を大切に、撮影・発信を続けているolive_shinoさんの方法は、アンバサダー活動を楽しみながら続けるための大事なポイントだと思います。
「アンバサダーでの撮影」と聞くと身構えてなかなかチャレンジができない方も少なくないかもしれませんが、自分の感覚と気持ちを大切に商品と向き合うことで、自然と撮影のイメージが出来上がることもあります。
ぜひ今回教えていただいたことを参考に、たくさんの方にアンバサダーにチャレンジいただけますと嬉しいです。
olive_shinoさんのプロフィール
スナップマートのポートフォリオ：https://snapmart.jp/portfolios/olive_shino
Snapmart歴：約3年
Instagram：https://www.instagram.com/olive_shino/
住んでいる場所：東京都
使っているカメラ：Nikon D500
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