スマホから写真を手軽に販売できる「Snapmart」。
「出品しているけれど、写真があまり売れない」とお悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。
写真をたくさん販売するためには、購入者の需要を考えて出品することが大切。
今回は、先日開催したSnapmartDayプログラム「 “データで語る”スナップマートで求められている写真とは?」にて弊社CTOの星とWebディレクターの加藤よりお話しした内容を抜粋して紹介します。
タイトルにもある通り、スナップマートで圧倒的に販売数が多い写真は「人物に関連したもの」。需要の割りに供給が少なく、狙い目です。
「具体的にどんなデータが出ているのか」、また「求められる写真を撮るための工夫」をご紹介。
顔を写さない写真でも、売れている「人物関連写真」はたくさんありますので、そのポイントについても解説します。
※SnapmartDayのイベントでは、今回紹介したもの以外にも、「求められる写真」について、データに基づいて解説しています。
アーカイブ動画は記事の下部よりリンクを貼っておりますので、そちらも合わせてご覧ください。
売れている写真の中で、「人物関連」が占める割合は半分以上!?
早速ですが、「Snpmartでは、どんな写真が売れているのか」をグラフで紹介したいと思います。
Snapmartでは「大カテゴリ」「中カテゴリ」「小カテゴリ」という形で写真を分類しており、まずは「大カテゴリ」の結果をご紹介。
大カテゴリとは「風景」「人物」「ライフスタイル」など、写真のテーマを大まかに分類したもの。
そのグラフがこちら。左が「出品されている写真の内訳」右が、「実際に売れている写真の内訳」です。
グラフを見ていただくとわかるのが、人物写真の需要の多さ。
「売れた素材」のグラフのうち、50%以上が「人物」の写真です。
逆に、出品されている写真の内訳を見てみると、「人物」の写真は8.5%。
需要があるのにも関わらず、出品されている割合は低いです。
出品数の中では1位の割合を占める「風景」カテゴリは、売れている写真の内訳では「14.8%」と、決して高くありません。
そのため、競争率が高く、「なかなか写真が売れない」という結果につながっている可能性があります。
続いて、大カテゴリをさらに細分化した、「中カテゴリ」でも同様のデータを確認します。
こちらも売れた素材のトップが「女性」、続いて「男性」。
他にも「子ども」「ファッション」「ボディパーツ」など、人物に関連する言葉がトップ10の内75%を占めます。
また、Snapmartで販売されているすべての写真を「中カテゴリ」で分類した際に、「女性」が占める割合は全体の4.75%であることに対して、売れている写真の中の「女性」が占める割合は、45.0%。
つまり、中カテゴリ「女性」の写真はニーズが高いものの、出品数がまだまだ少ないということがわかります。
人物の写真は、顔が写っているものでないと売れない?
ここまでのデータから、人物が被写体である写真の需要の高さについて、ご理解いただけたかと思います。
しかし、近くにあるものを気軽に撮影できる「風景」と違い、「人物」の写真はモデルを用意する必要があります。
その点に難しさを感じる方もいると思いますが、実は、人物の写真は必ずしも顔が写っている必要はありません。
むしろ「顔が写っていると使いづらい」という理由から、「顔が写っていない写真」をあえて選んで購入される場合もあります。
こちらは実際に販売数が多い人物の写真ですが、顔を隠しているものでも、雰囲気がおしゃれだったり、シーンが連想できたりする写真は人気です。
また、先ほど紹介した中カテゴリのランキングの中で、上位に入っていた言葉が「ファッション」や「ボディパーツ」。
コーディネートや手や足のパーツを写すだけであれば、モデルの顔を写す必要はありません。
そのため、どんな人でも気軽にチャレンジすることが可能です。
顔が写らないのであれば、特段モデルを用意しなくても、友人やセルフで撮影することもできます。
需要が高くて供給が少ない「チャンス」なので、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。
求められるシーンやテーマを掛け合わせる
「人物関連」の写真が売れやすいことがわかりましたが、もしこれから撮影するのであれば、需要のあるテーマと掛け合わせてみることをおすすめします。
ストックフォトで写真を購入される方は、広告や記事に写真を使用される場合が多数。
その結果、季節やトレンドに合わせて、人気のテーマが発生します。
具体的には、下記の画像の通り。
前述の通り、広告を作成する際に写真を使用するケースが多いです。
そのため、季節ごとのイベントに関連する写真は、準備期間である約2ヶ月前から売れ始める傾向にあります。
季節で連想しやすい素材以外でも、「夏に向けた広告を作るために、”ダイエット関連の写真”が、春に売れやすい」など、隠れた需要も。
現在のトレンドである「マスク」「リモートワーク」なども、チェックしておくべきポイント。
闇雲に撮影して出品するだけでなく、その時の需要を考えて、先取りして出品することで、売れる可能性は上がります。
また、もし「今のトレンドがわからない」と悩む場合は、Snapmartで実施している「コンテスト」にチャレンジすることもおすすめです。
月ごとに複数回開催している「コンテスト」は、まさに「今需要がある素材」をテーマに開催しています。
出品と同時に参加できて、受賞者には賞金が付与される仕組みになっているため、積極的なご参加をお待ちしております。
需要と供給バランスを考えて、出品してみよう
Snapmartでは現在20万人のクリエイターさんが登録されており、日々新しい写真が出品されています。
しかし、今回紹介した「人物関連」の素材を始め、まだまだ購入者の方が求める写真が足りていない「穴場」のテーマはたくさん。
供給が足りていない「トレンド」や「需要」を先読みして、チャレンジしていただけるとうれしいです。
SnapmartDayのアーカイブ動画では、今回紹介した以外にも、様々なデータをお見せしながら「求められる写真」について解説しています。
隠れた需要を発掘するヒントにもなるので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
SnapmartDay 2021アーカイブ動画はこちら↓
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