写真販売やアンバサダープラン・商品撮影など、様々な場面で活躍されているSnapmartクリエイターの皆様。
Snapmartを通して、新しいきっかけを作られている方が、たくさんいます。
今回は、コスメを中心に華やかな世界観で撮影されているさやかさんにインタビュー。
商品撮影や店舗撮影など、フォトグラファーとしてのお仕事が増えたことがきっかけとなり、「もっといろんな撮影に挑戦したい」とアンバサダーを始められたとのこと。
写真のお仕事をされている目線から考える、アンバサダーの魅力や楽しみ方をたくさん教えていただきました。
商品の魅力が伝わる写真を撮るために、さやかさんが工夫されていることや具体的なTipsもたくさん教えていただいたので、これからアンバサダーにチャレンジされたい方から、写真のお仕事を目指す方まで、必見の内容です!
「様々なジャンルの撮影にチャレンジしたい」と考え、アンバサダーにチャレンジ
5年前に娘が生まれたことがきっかけで、カメラを始めました。
最初は自分なりに撮って満足していたのですが、「もっと娘を可愛く撮ってみたい」と段々思うようになり、写真家さんに師事するような形で、写真を教えていただくことに。
その環境で、子供だけでなく様々なジャンルの撮影方法を教えていただき、同時にSNSも始めたことで、店舗の撮影の仕事や、商品のPR撮影依頼がよく来るようになりました。
正直、最初は商品撮影が苦手だったんです。どう撮ったら良いのかわからず、悩むことの方が多かったですね。
でも、せっかく依頼してもらえたからこそ、「期待に応えたい」と思い、一念発起。
頑張って撮影した商品写真を師匠に見せたら、すごく褒めてくれたんです。
苦労して撮影した写真を師匠に認めてもらえたことが、すごく嬉しくて。
「褒められるってこんなに原動力になるんだな」と感じたことがきっかけとなり、どんどん商品撮影の世界にのめり込んでいきました。
その後、フォトグラファーの仕事として、飲食店や雑貨店の撮影が増えてきたこともあり、「もっと写真のスキルを磨きたい」「いろんなジャンルの商品を撮影する機会が欲しい」と考えていたところ、偶然Snapmartのアンバサダーを発見。
「これなら、様々なジャンルの撮影に携われそう」と考え、Snapmartに登録しました。
アンバサダーは、企業の「求める写真」を学べる貴重な機会
Snapmartに登録して、すぐにアンバサダーに応募。
初めてのアンバサダーは、母の日ワイン「マドンナ」でした。
自分が母であることもあり、母の日に関連する商品に興味があったことと、飲食物をあまり撮影したことがなかったので、新しいジャンルに挑戦してみたいと思い、応募しました。
今もそうですが、アンバサダーの撮影はとにかく楽しい。
特に「賞の設定がある」ことが撮影のモチベーションに繋がりますし、勉強にもなります。
商品と一緒に送られてくる要項に「こんな写真を求めています」というアドバイスが書かれているのですが、それが自分にとってはすごく嬉しいポイント。
撮影要項や求めるイメージを教えていただくことで、「どんな写真が求められているんだろう」と答え探しをしながら撮影できるのが、とても楽しいです。
また、アンバサダーの受賞作品を見ることで、撮影の答え合わせができることも、勉強になります。
実際に賞に選ばれた写真を発表してくださることで、「この企業さんはこういった写真を求めていたんだ」という答え合わせに繋がるんです。
自分が受賞した時は、もちろん嬉しいんですけど、受賞していなくても、受賞作品を見ることは勉強になるので、とても良い機会だと思っています。
長年、写真撮影を続けていると、ついつい「自分の色を出したい」という、自己顕示欲のようなものが滲み出てしまうことがあるんです。
趣味の撮影や芸術的な作品撮りでは個性を追求することが大事ですが、商品撮影では企業や作り手の意向を大切にする必要があります。
普段仕事で撮影している時は、そのバランスに悩むことも多いのですが、アンバサダーでは求められている写真についてのある程度の指標をもらえるので、安心感に繋がる点が、良いなと思います。
印象に残っているアンバサダー撮影
これまで様々な商品のアンバサダー撮影を行いましたが、特に印象に残っているのが、「NORITZ DAYS」のアンバサダー。
今まであまり経験したことのなかったキッチン用品をいくつか撮影したのですが、中でも「ぐい呑み」の撮影がすごく楽しくて。
商品を箱から取り出した瞬間に、黒や赤・ゴールドなどの煌びやかな製品に感動して、「早く撮影したい」とアイデアとワクワクが止まらなくなりました。
ノーリツさんの商品は、高品質を大事にしつつ、質感は軽やかで、手に取りやすい価格帯が特徴。
それを伝えるために、日本古来の煌びやかさや華やかさ、絢爛の中にある奥ゆかしさを表現するような、光の当て方や配置・構図を考えながら撮影しました。
全く触れたことのない商品の撮影は、新しい世界に行けるイメージで、とてもワクワクしました!
他には、最近撮影した「DRC branches」の子供服のアンバサダーも、楽しかった思い出。
もともと子供の撮影がきっかけでカメラを始めたのですが、最近は子供よりも商品を撮影する機会が増えてしまっていたので、原点回帰のようなチャレンジとなりました。
スナップ感覚でたくさん撮影したのですが、子供と一緒に撮影する楽しさに、改めて気がつくことができましたね。
アンバサダーを経験したことで、写真表現の幅が広がった
アンバサダーを始める前と比べて、圧倒的に写真表現の幅が広がりました。
以前は、単純に背景がボケた写真を撮って満足していましたが、今は「被写界深度」や「光の向き/質」など、何をどう選べば、商品が魅力的に写るのかを考えながら撮影できるようになりました。
また、「相手がどんな写真を求めているか」を理解するスピードが早くなったことも、アンバサダーの撮影を続けた成果。
様々なジャンルの撮影を何度も経験したことで、クライアントである企業が求めることやイメージの理解が早くなり、結果的に撮影のスピードが以前よりも早くなりました。
アンバサダーで様々な商品の撮影をしたからこそ、撮影のクオリティとスピードの両方を上げることができたと思います。
動画の魅力は、写真よりもダイレクトに情報を伝えられること
最近では、InstagramのリールやTikTokなどのショート動画制作も行っています。
写真と違って動画は、様々な角度から商品の魅力を届けられる点が魅力的。
キラキラと揺れる光や、音や言葉など、写真では表現しきれない魅力を伝えることができます。
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普段から写真を撮る時は、1枚に伝えたいことを詰め込んでいるのですが、「ちゃんと伝わっているかな」とやきもきしてしまうこともあります。
動画は、写真よりも伝えられる情報量が多い分、魅力を伝えやすく、写真よりもライトに表現できることが楽しいです。
特にコスメに関しては、動画の方がわかりやすく、見てもらえる率が高いです。
自分自身でも、コスメを探すタイミングでは、やっぱり動画を中心に探すことが多いので、美容関連の紹介は、基本的には動画で撮ることが多いですね。
今後はスキルを磨きつつ、新しいクリエイティブにチャレンジしたい
今後は、新しいジャンルの写真撮影や動画制作、発信にどんどん挑戦したいと思っています。
色々とやりたいことがあるのですが、大きく3つ紹介すると、1つ目は、自分のアカウントではなく、クライアントのSNSで使うクリエイティブ制作。
最近、クライアントのTikTok動画を撮影する機会があって、それが結構楽しかったんです。
自分のアカウントだと客観的に見られなかった部分が、他の方の投稿を作る際には客観的に見られるので、とても勉強になります。
2つ目は、子育てに関するアカウント制作。
今は主にコスメなどの商品紹介を中心にSNSで発信しているのですが、子育てに関するTipsや考え方を紹介するようなショート動画を制作してみたいと考えています。
これまでの子育てで、子育て系アカウントにたくさん励ましてもらったり、有益な情報を教えてもらったりしたので、子育てに悩んでいる人に届くクリエイティブを作ってみたいと思うようになりました。
3つ目は、良い意味で「誰が撮ったかわからない写真」を撮れるようになること。
「誰が撮ったかわからない写真」とは、真っ白な背景に商品だけを写すような写真。
そういう写真って、一見簡単そうに見えるのですが、細かい部分で知識がすごく必要で、すごく難しいんです。
そのような技術的な部分で、もっと撮影スキルを上げるための勉強をしていきたいと思ってます。
最近は、以前から携わっていたジャンルではない写真撮影やショート動画制作など、新しいことにチャレンジする機会をたくさんいただいています。
悩むこともありますが、「与えていただく機会に、きちんと応えられる自分」であるために、これからも様々なことに挑戦していきたいですね。
さやかさんのプロフィール
Snapmartのポートフォリオ:https://snapmart.jp/portfolios/saya_photom
Snapmart歴:約1年
Instagram:https://www.instagram.com/hana_yaya_m/
使っているカメラ:SONY α7III
住んでいる場所:千葉県
Snapmartでは、写真の販売や写真/動画コンテスト、アンバサダーなど、クリエイターの皆さまの可能性を広げる様々な取り組みを行なっています。
特に、「写真/動画を撮ることが好き!」「仕事にしてみたい!」という方や、コスメや食品など、「自分の好き」をSNSなどで発信することが好きな方は、大歓迎!
最近では、テーマに合わせて動画制作にチャレンジする「縦型動画コンテスト」も定期的に実施!優秀な作品には賞金のチャンスもありますので、ぜひアプリより詳細をご覧ください!
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