「美味しそう」を伝えるために、YUKOさんが実践するフードフォト撮影のポイント

先日の記事でインタビューをさせていただいたYUKOさん

美味しそうなフードフォトを中心に、温度感のあるお写真が魅力的。

今回は、そんなYUKOさんの撮影の裏側について伺いました。

愛用カメラや撮影環境、スタイリングのポイントから、フードを美味しそうに撮影するためのポイントまで、盛りだくさん。

撮影に役立つTipsをたくさん教えていただけたので、アンバサダーや商品撮影にチャレンジされたい方は必見です。

1つ目の記事「苦手な商品撮影が、アンバサダーで好きに!YUKOさんがスナップマートを通して得たものとは」はこちらから

使っているカメラ・レンズ

カメラはSONYのα7ⅲを使用。レンズはFE 24-105mm F4FE 24mm F1.4 GMを使っています。

アンバサダーなど、商品撮影はFE 24-105mm F4のレンズがメイン。幅広い画角で撮影できるのが便利で、だいたい70mm前後で撮影することが多いです。

最低F値は高めですが、私がよく撮影するフードはあまりF値を下げると中途半端にピントが当たる写真になってしまいがちなので、F4でも十分だと感じています。

FE 24mm F1.4 GMは主にカフェなど、外で撮影する際に使っています。ズームレンズは便利ですが、大きくて外で撮影しにくいので、おでかけする時に重宝しています。

撮影環境は自宅の和室。商品に合わせてシーンを調整

撮影場所は自宅の寝室。南向きで窓が2つあり、もっとも光が入りやすい場所です。

和室なので、壁は土壁。商品のイメージに合わないことが多いので、撮影の際には壁紙などでセットを作ることが多いです。

よく使うのは、2mぐらいのレース。壁にかけることで、光沢があるような壁を表現することができて、お気に入りです。

机はニトリで2,000円ぐらいで購入した30センチぐらいの小さなもの。
その上にAmazonで購入した大理石シートやセリアで買った足場板を置いて、商品ごとのイメージに合わせた環境を作っています。

基本的に自然光で撮影しているため、光が入る時間帯にまとめて撮影しています。
朝の時間帯の光が好きなので、出勤前に撮影していることも。

7時15分には出勤するため、前日にスタイリングをしておき、7時から撮影開始、15分で撮り切る…というちょっとギリギリのスタイルです。(笑)

撮影小物は商品の色やデザインに合わせる

写真にはできるだけ緑を入れるようにしています。もともと観葉植物が好きで、写真にもなるべく緑や茶色を入れるよう意識しています。

他にも、よく使う小物は「天然石」。スタイリングをしていてちょっとした隙間ができた時に、入れることが多いです。きらきらとした反射がきれいで、写真にアクセントを加えてくれるのが、嬉しいポイント。

天然石屋さんに行ったり、最近はBASEなどネットショップで購入したりすることが多いです。

どの小物を使うかは、商品のデザインや色味を見て決めるようにしています。

例えば、ハッピーエレファントの撮影では、商品自体が緑色で自然に優しいコンセプトを持っていたため、薄めの緑色で、ナチュラルな小物を揃えました。

小物選びで写真の印象は大きく変わるため、写真全体の色合いやテイストが自然になるように気を付けています。

スタイリングは直感で考えることがほとんど。そのため、アンバサダーの撮影の場合は、「求めるイメージ」などの説明文を最初は読まないようにしています。

撮る前に説明文を読んでしまうと、それに引っ張られてしまって、自分の写真にならないような気がするからです。

同じ理由で、撮影前にピンタレスト等でイメージを探すこともあまりしません。
ピンタレストは勉強になるので、普段から見るのは好きなのですが、そこで出てきた写真を真似ても、「自分の写真ではないな」と感じてしまうからです。

いかに美味しそうに見せるか、を大切に

食べ物や飲み物など、フードを撮影することが多いので、「美味しい」と思ってもらえる写真を撮ることを大事にしています。

そのためにこだわっているのが、光の向きやアングル。少し変えるだけで、写真の印象が大きく変わるため、お気に入りの角度が決まるまでは、いつもテーブルのまわりをグルグルと回っています。(笑)

また、フードフォトはスピード勝負なので、撮影前にできる限りの準備をするようにしています。撮影前に、その日撮るものと似たようなものを買ってきて、実際に置いてテスト撮影をしています。そこで構図やアングルを決めてから本番に臨むことで、美味しい状態で最高の写真を撮ることができます。

レタッチの際に大事にしていることは、商品そのものの色味をあまり変えないこと。写真を見て気になってくれた人が、実際の商品を見て「違うな」と思ってしまうのはダメだと思うので、色味は自然な彩度を少し上げるだけにとどめています。

美味しそうなイメージをもってもらうために、色温度を少し高めにして、温かみを感じてもらうことも、自分なりのポイント。

ちょっと落ち着いた雰囲気にすることで、商品の魅力を伝える写真になるよう、努力しています。

どうすれば魅力が伝わるか、を考えながら工夫することが大切

今回は、YUKOさんにアンバサダー写真の撮影/フードフォト撮影のポイントについて、教えていただきました。

魅力的なフードフォトを撮影するために、様々な工夫をされているYUKOさん。

忙しい毎日の中でも、試行錯誤して定期的に撮影を行うことが、より素敵な写真を撮るための一歩に繋がっているのだろうと思います。

ぜひ今回教えていただいたことを参考に、皆様もアンバサダーにチャレンジいただけますと嬉しいです。

スナップマートでは定期的にアンバサダーを募集しております。

応募はアプリより可能ですので、ぜひお気軽にご応募いただけますと幸いです。

YUKOさんのプロフィール

スナップマートのポートフォリオ:https://snapmart.jp/portfolios/yuko_rvil

Snapmart歴:約1年

Instagram:https://www.instagram.com/yuko_rvil/

住んでいる場所:千葉県

使っているカメラ:SONY α7ⅲ

 

 

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