写真販売やアンバサダープラン・商品撮影など、様々な場面で活躍されているSnapmartクリイエイターの皆様。
Snapmartを通して、新しいきっかけを作られている方が、たくさんいます。
今回は、料理やコスメなど、多岐にわたるジャンルのアンバサダーとしてご活躍されている7_nanaeさんにインタビューさせていただきました。
多い時は、スナップマート以外の会社も含めて1ヶ月で10件以上の撮影依頼を対応することもある7_nanaeさん。
意外なことに、ブツ撮りを初めてまだ1年半程度しか経っていないとのこと。
アンバサダーを楽しむポイントや撮影の裏側まで、様々なことを教えてくださいました。
ステイホームをきっかけに、アンバサダーへチャレンジ
スナップマートを初めて知ったのは3年ほど前。
よく一緒に撮影に行くカメラマンさんがスナップマートで写真を販売しており、私が写った写真を販売するため、モデルリリースを承認したことがきっかけです。
当時はまだカメラを始めたばかりで、写真を販売できるレベルではなかった状態。
「ある程度写真撮影に慣れたら、写真販売に挑戦してみたら?アンバサダーもあるよ」と教えてもらったきり、長い間、放置していました(笑)。
アプリを再び開くようになったのは、2020春頃。
それまでは外でポートレートや風景をメインに撮影していたのですが、ステイホームからブツ撮りにも挑戦し始めたタイミング。
「これまでの経験を活かして、写真販売やアンバサダーにチャレンジしてみよう」と考えるようになり、本格的にスナップマートでの活動を始めました。
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初めてのアンバサダーはベイリーズ。採用されたことが嬉しくて、夢中で撮影していました。
撮影自体はとても楽しかったのですが、他のアンバサダーの写真を見て、そのレベルの高さを痛感。
私はただ好きに撮っているだけでしたが、他の方はスタイリングを工夫していたり、ブランドのイメージに合うシーンを作り込んでいたり。
「自分の撮りたいように撮るだけじゃダメなんだ」という視点に初めて気がつきました。
それからは、写真や動画を研究して、「どんなクリエイティブが人を引きつけるのか」を考えることが習慣に。
ホームページやSNSなどを見て、商品に合う撮影シーンを考えて撮るようになりました。
アンバサダーで経験を積んだことで、様々な企業から撮影依頼が来るように
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アンバサダーの楽しいポイントは、撮ったことがない被写体に向き合えること。
調味料や柔軟剤など、普段「撮影しよう」と思わないものがテーマになるので、「どうやったら素敵に撮れるんだろう」と考えることがおもしろいです。
コスメや食品など、同じジャンルでも、メーカーやブランドが違うとイメージが大きく変わるので、新しい表現方法を身につけられ、勉強になります。
アンバサダーで様々な撮影に挑戦させていただき、作例が増えたことで、他の企業さんからも撮影依頼がどんどん舞い込むようになりました。
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また、スナップマートのアンバサダーは、入賞したら賞金がいただけることもモチベーションの1つ。
写真の勉強ができて、入賞を狙う楽しさもあるため、他の撮影依頼をたくさんいただくようになってからも、定期的に挑戦しています。
撮影は全てオールドレンズ!マニュアルフォーカスで撮影する難しさ
撮影に使っているレンズは、オールドレンズである「Super Takumar 55mm F1.8 」。実はレンズはこれ1本しか持っていないんです。
柔らかい雰囲気や味のあるボケ感のある写真が撮れる、お気に入りのレンズ。インスタグラムに載せてる写真は、ほぼ全てこれで撮影しています。
とても気に入っているレンズなのですが、オールドレンズなので、オートフォーカスが使えないことが難点。
ボケ感を入れた写真が好きなので、F値を低く設定して撮ることが多いのですが、どうしてもピントがずれてしまうことが少なくないです。
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特に「自分の姿を入れた写真」をセルフで撮影する際の、ピント合わせは至難の技。
1ミリ単位で調整しながら撮影しています。
しかも使っているカメラのモニターがバリアングルではなく、チルト式なので、モニターを反転させて、撮影画面を確認することができません。
そのため、モニターの後ろに姿見を置いて、その姿見越しにモニターを確認し、ワイヤレスリモートコマンダーを使って撮影しています。(笑)
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スマホで画面を確認して、リモートシャッターを押すこともできるのですが、基礎化粧品やクリームなどの撮影をする際に、ベトベトした手でスマホを触りたくないことから、この方法を発案。
正直大変ですが、今ではすっかり慣れてしまいました。
また、撮影の時によく使うアイテムは、白い布。
テーブルクロスにもなり、レフ板にもなり、被写体の色をきれいに表現してくれるので、欠かせないアイテムです。
「求められる写真」を撮るために
アンバサダーをやっていて思うのは「自分がいいと思う写真と、相手がいいと思う写真は違う」ということ。
自分では「少しイメージと違うかな」と思っていた写真が入賞したり、喜んでもらえたりすることが少なくないです。
そのため、撮影する時は、様々な角度から撮ることがモットー。
同じスタイリングでも、いろんな切り取り方をすることで、相手に「いいな」と思ってもらえる可能性が広がると考えています。
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また、レタッチの際には、「あまり色を変えない」ことも大事にしているポイント。
普段趣味で撮影するポートレートや風景写真は、色味を大きく変えることが好きなのですが、アンバサダー写真の主役は、あくまでも商品。
私の写真を見て「この商品いいな」と思ってくれた方が、実際の商品を見て全然色が違うことを知ったら、きっと悲しい気持ちになると思います。
「相手の求める写真」を考えて写真を撮るようになったのは、アンバサダーを始めたことがきっかけです。
ブツ撮りの楽しみ方は無限大。まずは動いてみることが大切
撮り方やスタイリングに自由度があり、無限大の楽しみ方があるブツ撮り。
アンバサダーは多彩な商品の撮影に気軽に挑戦できるので、「ブツ撮り頑張ってみたいな」と思う方にぴったりだと思います。
風景やポートレート撮影と違い、1人で自宅で始められることも嬉しいポイント。
まずは動いてみないと何も始まらないので、応募するところからチャレンジしてみることをおすすめします。
2つ目の記事「会社員の傍ら、多数の撮影案件をこなすために!7_nanaeさんが実践する工夫」はこちら
7_nanaeさんのプロフィール
スナップマートのポートフォリオ:https://snapmart.jp/portfolios/7_nana
Snapmart歴:約1年半
Instagram:https://www.instagram.com/7_nanae
住んでいる場所:福岡県
使っているカメラ:SONY α7Ⅲ