写真販売やアンバサダープラン・商品撮影など、様々な場面で活躍されているSnapmartクリエイターの皆様。
Snapmartを通して、新しいきっかけを作られている方が、たくさんいます。
今回は、美しいスタイリングで商品の魅力を引き出しているyuuunophotoさんにインタビューさせていただきました。
以前から商品がより素敵に見えるように、スタイリングや撮影方法を考えることが好きだったyuuunophotoさんですが、スタイリングフォトになかなか光が当たりづらい状態に、少し寂しい思いをされていたとのこと。
「スナップマートに出会えたおかげで、写真がより楽しくなった」と語ってくれました。
そんなyuuunophotoさんが考えるスナップマートの魅力や撮影の際に大事にしていること、意外なアンバサダーでの苦労など、たっぷりお話を伺いました。
会社の方針転換から決めた、新しいチャレンジ
スナップマートを始めたのは、1年半ほど前。
写真好きが高じて、勤めていたインテリアショップで商品の撮影を担当していたのですが、会社の方針から撮影が簡素化され、スタイリングをして撮影する「イメージ撮影」が無くなってしまいました。
「効率の良い撮影」をモットーに、スタイリングをせずに、商品をそのまま撮る写真撮影だけが業務として残ったのですが、私はスタイリングをして商品の魅力を引き出す、イメージ写真の撮影が好き。
そのため、会社の方針の変化に、撮影のモチベーションが少し下がってしまいました。
そんな時に、たまたま目にしたのが、スナップマートが監修した本「インスタグラム商品写真の撮り方ガイド」。
スタイリングや撮影方法などが載っていて興味深く読んでいたところ、最後のページにスナップマートの会社紹介が掲載されており、アンバサダーや商品撮影の仕事について書かれてありました。
そこに載っていたのは、小物や背景などを工夫して、商品の魅力を引き出す、私が楽しんで行っていた撮影スタイル。
それを見て、「会社でできないなら、自分でやればいいんだ」と一念発起。
商品撮影用のインスタアカウントを開設し、スナップマートでの活動を始めることにしました。
まずはポートフォリオ充実を目指し、これまで撮っていたスタイリングフォトを出品。
写真販売とコンテストの応募から開始しました。
コンテストの応募を始めてみて実感したのは、身近なテーマが多いこと。
私の周りには写真撮影が趣味の友人が何人もいるのですが、撮影しているジャンルは風景やポートレートなど。
そのようなジャンルはフォトコンテストが多数開催されており、受賞している様子を見て、羨ましく思っていました。
というのも、私が好きなコスメやフードの写真は、一般的なフォトコンテストの開催がほとんどありません。
1人でただ撮影しているだけだと、客観的に見て、「本当に良い写真なのか」それとも「自分の独りよがりなのか」といったところがわからず、どこか自信を持てずにいました。
だからこそ、スナップマートで開催されているコンテスト一覧を見て「私が好きなジャンルのコンテストが、こんなにもある!」ということに感動しました。
早速様々なコンテストに応募。受賞にも至り、自分の中での小さな自信に繋がりました。
価値観の違いに直面した、初めてのアンバサダー
写真販売やコンテストを通して、スナップマートのポートフォリオを充実させた後に、アンバサダーにチャレンジ。
「きっと当たらないだろう」と闇雲に応募していたら、同時期に様々なアンバサダーに当選しました。
特に印象に残っているのは、ジョンソンヴィルのアンバサダー。
たくさんのソーセージをいただいたことから、「娘の友人も呼んでみんなでBBQをしているシーンを撮ろう」と提案。
しかし、これが思わぬ失敗に繋がってしまいました…。
当日は夫と娘と娘の友人が集まり、予定通りBBQを開始。
ソーセージを美味しそうに焼くところまでは順調だったのですが、写真を撮ろうとしたら、夫が「熱いうちに早く食べて」とすぐに取り分けて促してしまうんです(笑)。
夫はあまり写真に理解がないタイプで、美味しいものは美味しいうちに食べたいタイプ。
もちろんその気持ちはわかるのですが、私としてはアンバサダーとしていただいたものを、写真も撮らずに食べるわけにはいきません。(笑)
早く食べさせたい夫に負けないように、必死に写真を撮ろうとしましたが、思い描いていたシーンはほとんど撮れず。
結局、焼かずに確保しておいたソーセージを後日自分で調理し、スタイリングして撮影する形になりました。
この投稿をInstagramで見る
夫とはもちろん喧嘩しましたが(笑)、しっかり説明していなかった私も悪かったので、アンバサダーのシステムを話して、「こんな素敵なものがもらえてお得でしょう?」と説得。
きちんと説明することで、理解してもらえるようになりました。
また、あまり相手を待たせないためにも、ノートに撮影イメージを先に書いておき、「これを撮ったら食べてもいい」というルールを設けるなど、工夫するように。
家族の共有スペースや、一緒にいる時間を使うからこそ、お互いが気持ちよく過ごせるための仕組み作りを行ったところ、ぶつかることはほとんどなくなりました。
良い写真をひたすら研究し、スキルアップへ
アンバサダーを始める前は、仕事でも商品撮影をしていたため「ある程度なら撮れるんじゃないか」と思っていましたが、実際に撮影してみると、思っていた以上に難しかったです。
仕事で撮影する時は、スタジオなど環境が整った場所で行いますが、自宅の場合は環境を整えるところから始めなければいけません。
自宅でイメージ通りに撮影することがなかなかうまくいかず、他の人の素敵な作品を見て、焦ってばかりいました。
そんな日々を打開するために、今でも行っているのは、写真の研究。
自分が「いいな」と思った写真について、「どうしてそう思ったんだろう」「どうやったら同じような写真が撮れるようになるんだろう」と徹底的に分析するようにしています。
また、家の家具の配置を変えて、撮影環境を整えたり、スナップマートのセミナーを受けたり、インタビュー記事を読んだり。
自分なりに試行錯誤したことで、最近ではアンバサダーで何度も受賞できるようになりました。
受賞させていただいたアンバサダーの中で、もっとも印象に残っているのが、エアーかおるさん。
商品は、優しい桜色のタオルだったのですが、この色がなかなか難しくて。
背景に黒っぽい色を入れると、タオルの色が飛んでしまいますし、逆に白っぽい色を入れると、写真全体がぼやっとしてしまい、ピンクの色があまり目立ちません。
「どんな色と合わせたらいいんだろう」と途方にくれていたところ、以前何となく作った水色のスタイリングボードの存在を思い出しました。
水色のボードに、わざと白っぽい雲のようなムラを入れたボードで、自分でも「こんな汎用性のない色のボードを作って、どうするんだろう」と思いながら作ったもの。
試しにこのボードを背景に置いてみたところ、商品のイメージにぴったりの色合いになりました。
「タオルという普通の存在を、もっとおしゃれに表現したい」というクライアントさんからの言葉もあり、夢の中の世界にタオルがあるようなイメージで撮影したところ、入賞。
思い切ったチャレンジを評価してもらえて、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
アンバサダー活動が引き寄せる、新たなチャレンジ
アンバサダーを始めて、商品撮影の実績が増えてきたことからか、SNS経由での撮影依頼もいくつかいただいています。
普段はフルタイムで仕事をしているため、なかなか全てをお引き受けすることが難しいのですが、目標としているお仕事なので、可能な限り、チャレンジしていきたいと思っています。
また、撮影の幅を広げることも、大きな目標。
ストロボを使った撮影をしたり、動画を撮ったり、様々なご希望に添えるように、スキルアップを重ねたいと思っています。
これからアンバサダーにチャレンジされる方にぜひおすすめしたいことは、「できるだけ早く始めること」。
私は始める前に深く考えすぎてしまって、スタートを切るのが遅かったのですが、スナップマートの活動を始めてからは、自然と新しいことに挑戦して、自分のスキルの幅を広げられていました。
身をおくことで、自然と新しい場所に導いてくれるので、あまり深く考えずに、早めに挑戦することをおすすめします。
yuuunophotoさんの撮影Tipsが学べる記事「商品の魅力を引き出す写真を撮るために、yuuunophotoさんが実践する工夫」はこちら
yuuunophotoさんのプロフィール
スナップマートのポートフォリオ:https://snapmart.jp/portfolios/yuunophoto
Snapmart歴:約1年半
Instagram:https://www.instagram.com/yuuunophoto/
住んでいる場所:愛知県
使っているカメラ:SONYα7Ⅲ
▼twitter |
▼facebook |
▼Instagram |