先日の記事でインタビューをさせていただいたmikiさん。
生活に馴染む、自然体な商品写真が魅力的。アンバサダーを始めてまだ半年程度でありながら、すでに4回も受賞されています。
今回はそんなmikiさんに、商品撮影をする際のポイントについて、インタビュー。
普段の撮影の裏側から、愛用小物、写真の上達方法など、様々なTipsを教えていただきました。
特に「これからアンバサダーにチャレンジしてみたい」「写真はあまり得意ではないけれど、アンバサダーに興味がある」という方は、必見の内容です!
mikiさんの1つ目のインタビュー「カメラ/インスタを始めてすぐにアンバサダー受賞!mikiさんのTips&スナップマートで活動する理由」はこちら
使っているカメラ・レンズ・撮影環境について
カメラはEOSKissX9を使っています。
レンズは単焦点レンズの50mmF1.8を愛用。カメラを購入した際にキットレンズが2本入っていたのですが、ボケを活かした写真を撮りたくて、単焦点レンズを購入しました。
今ではほとんどの撮影で、単焦点レンズを使っています。
撮影場所は、実は、自宅の玄関と和室。
「意外」と言われますが、家の中でもっとも光が入る場所なんです!
こちらのベイリーズの受賞写真は、玄関で撮影したもの。
玄関までテーブルや小物など、様々なものを持って行って撮影しました。(笑)
サントリーの受賞写真は、和室で撮影したもの。和室にコースターを並べて、その上にチューハイを置いて撮影しています。
どちらの撮影も、「玄関」「和室」など、撮影場所が伝わらないように、構図を工夫して撮影するのが大変でした。
光は、すべて自然光。横から光が入るアングルを狙うことで、コントラストを付けつつ、柔らかい印象の写真になるように心掛けています。
場所によっては1時間ぐらいしか光が入らない場所もあるので、できるだけ早く撮り終えるよう、いつも急ピッチで撮影しています。
時に直感で考えたイメージが、うまくいくことも
アンバサダーなど、商品撮影をする時は、イメージを考えてから撮影するようにしています。
アイデアが思い浮かばない時は、アンバサダーの賞を参考にしたり、Pintarestやインスタグラムを確認したりして、イメージを膨らませるように。
「ワイン」「お酒」「ピクニック」など、商品ジャンルで検索することによって、参考になる写真がたくさん出てくるので、おすすめです。
また、何も思い浮かばない時は、その時の感性を大切にすることも。
サントリークラフト196のアンバサダーで受賞したこの写真は、実は「何もイメージが思い浮かばない」と悩んで、コースターを畳にばらまいてしまった時に思いついた写真なんです。
散らばった色とりどりのコースターが可愛くて、そこからアイデアを得て、撮影したもの。
コースターをばらまいた時は、「なんで自分は何も思いつかないんだろう」と半分自暴自棄になっていたので、何がアイデアを導いてくれるのか、わからないですね(笑)。
自分でもあの写真が受賞するとは思っていなかったので、びっくりしました。
商品の魅力が伝わるように、細かい点も気を配る
アンバサダーなど商品の撮影をする際は、当たり前ですが、「商品の魅力が伝わる写真」を心掛けています。そのため、撮影時には、細かい点にも気を配るようにしています。
たとえば、自分の手を入れるシーンの時に、手がガサガサだと商品の魅力が半減してしまう気がするので、保湿剤などを塗るように。
また、レタッチをする時は、商品の元の色から、あまり変えないように意識。
見ている色そのままを表現するために、調節する項目は、明るさやコントラスト程度。彩度はほとんど調整しません。
撮影に欠かせない、手作りのスタイリングボード
撮影小物の中で、もっともよく使うものがスタイリングボード。
シーンを作って撮影する時の必須アイテムです。
使っているスタイリングボードは、すべて自作。購入しようと思ったら意外と高くて、ネットで作り方を調べて、チャレンジしました。
ホームセンターで板を購入し、ミルクペイントで塗装して作成。制作したボードは、タイル風・漆喰・白・茶の4種類。
慣れない作業は大変でしたが、学校の図工の時間に戻ったみたいで、楽しんで制作していました。
ボードがあることによって、バリエーションが広がり、シーンを作る際にとても役立っています。
他にも、植物やキャンドル、洋書など、空間を埋めてくれるアイテムは、様々なシーンに使える優れもの。
生花やドライフラワーはもともと好きで、家にたくさんあることから、写真にも入れていることが多いです。
短期間での写真上達のコツは、「写真を見て真似る」こと
アンバサダーを始めた昨年11月まで、写真の経験はほとんどなし。カメラは持っていたものの、スマホメインで、本格的には使っていませんでした。
そんな中でアンバサダーで何度も受賞させていただき、とても驚いています。
カメラの勉強はほとんどしておらず、触りながら感覚的に身に付けました。
その中でも特に意識していたのが、他の人の写真を見ること。
小物の選び方や構図、光の入れ方など、アンバサダーで活躍されている方を中心に、「素敵だな」と思う写真を見て、真似できるポイントを取り入れながら学んでいます。
それを繰り返すことで、だんだん自分のイメージしている通りの写真が撮れるようになり、より一層写真に夢中になりました。
SNSだけでなく、雑誌やカタログなど、お手本となる写真は世の中にたくさんあります。
これからもそんな素敵な写真を見ながら、インプットとアウトプットを繰り返して、上達できたらと考えています。
小さな一歩でも、工夫することで、結果につなげられる
今回は、mikiさんに商品写真を撮影する時のポイントについて教えていただきました。
自宅で撮影シーンを作り出すための方法、より商品を魅力的に見せるための小技など、アンバサダーなど商品写真を撮影する時に参考になる方も多いのではないでしょうか。
また、mikiさん自身が「アンバサダーを始めるまで、カメラをほとんど使っていなかった」ことも、驚かれた方が多いのでは?
「自分の写真に自信が持てない」という方は、ぜひ今回紹介してくださった写真上達の方法を実践してみることをおすすめします。
mikiさんのプロフィール
スナップマートのポートフォリオ:https://snapmart.jp/portfolios/masumiki25
Snapmart歴:約半年(アンバサダーを始めてから)
Instagram:https://www.instagram.com/ikimiki883/
住んでいる場所:群馬県
使っているカメラ:EOSKissX7i
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