先日の記事でインタビューをさせていただいたMariさん。
光と影が印象的な写真や、優しい雰囲気の写真など、商品の魅力を柔らかく表現されているお写真が素敵で、アンバサダーでも数々の賞を受賞されています。
今回は、そんなMariさんの撮影の裏側について伺いました。
撮影における細かい工夫や、受賞を目指すために大事にしていること、撮影シーンの裏側など、参考になるお話ばかり。
役立つTipsをたくさん教えていただけたので、アンバサダーのスキルアップや商品撮影にチャレンジされたい方は必見です。
前回のインタビュー記事「アンバサダーに挑戦したことで、毎日の小さな幸せが増えた！Mariさんインタビュー」はこちら
使っているカメラ・レンズ
使っているカメラは、祖父から譲り受けたCanon EOS 6D。レンズはEF50mmF1.8 という単焦点レンズと、EF24-70mmF4というズームレンズの2本をメインで使っています。
単焦点レンズはボケ感がきれいな明るいレンズということもあり、もっとも使用頻度が高く、EF24-70mm F4はもっとも望遠域の70mmで撮影することが多いです。
撮影場所はほとんどが自宅の自分の部屋。窓際にローテーブルを置いて、その上にスタイリングボードやタイルを置いて撮影することが多いです。
とはいえ、いつも同じ場所で撮っていると飽きてしまうこともあるので、リビングやダイニングなど、場所を変えて撮影することもあります。
自分の部屋の一角で、シーンを変えながら撮影
よく使っている白のスタイリングボードは、手作りで制作したもの。
ホームセンターで910mm×450mmの板を購入し、漆喰風の塗料を塗って完成させました。
普段DIYはほとんどしないのですが、これは塗るだけで簡単。
夏休みの工作のような気分で頑張れました。購入すると結構高いので、自作して良かったグッズです。
また、セリアで販売されている木の板を使って、木のテーブルを表現したり、タイルを1枚ごとに並べて洗面風のセットを作ったり…。
同じ場所でも背景が変わると全然違うシーンになるので、商品に合う背景を選ぶようにしています。
撮影の時に大事にしている「光と影」
写真に光と影を入れることが好きなので、印象的な光が入るよう、商品をセッティングする位置を工夫しています。
特に、影がきれいに出てくれるガラスの小物は撮影のお気に入り。
お皿や花瓶など、ガラスが生み出す影が、写真に透明感を足してくれる気がします。
照明機材を持っていないため、できるだけ晴れた日に撮影するようにしていますが、平日は仕事をしているため、なかなか撮影日と天気がうまく合わないこともあります。
そんな時は、鏡やガラスなど、少しでもきらっとするものを入れて、写真全体が明るいイメージになるように工夫しています。
また、コントラストが出にくい環境だからこそ、鏡で奥行きを作ったり、お花で前ボケを作ったりすることで、写真に立体感を出すようにしています。
印象的な写真を残すために、「動き」を取り入れる
印象的な写真を撮るために、動きのあるショットも積極的に撮るようにしています。
水滴が落ちる瞬間を撮ったり、落ち葉をかけたり…そんな一瞬を切り取ることで、より目を引く写真になると思います。
また、動きを表現するために、写真に人物を入れることも多いです。
私の場合はほとんどが自撮り。
三脚にカメラを固定して、セルフタイマーを設定し、スマホでシャッターを切って撮影。洗顔のシーンもすべて1人で撮っていて、手が濡れてしまうので大変でした（笑）。
少しでも自分のテンションを上げるために、お気に入りの音楽をかけながら撮影するなど、1人の撮影でも楽しんで取り組むようにしています（笑）。
受賞を目指すために、大切にしていること
2022年のアンバサダー受賞回数は合計11回（2022年スナップマートアンバサダー年間ランキング6位）。
1年前に立てた目標は「アンバサダー当選回数10回」だったのですが、当選だけでなく、こんなにたくさん受賞することができて、びっくりと同時にすごく嬉しかったです。
アンバサダーの撮影をする時は、最初に設定されている「賞」を確認します。
その中から、自分に撮れそうなものを見つけて、そのテーマに合わせて撮影イメージを考えるようにしています。
例えば、無添加の商品のアンバサダー撮影であれば、温かみのある木の小物を一緒に入れてみる…など、メインの小物を決めたら、あとは直感で並べています。
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スナップマートは、写真の賞だけでなく、エピソード賞もあるので、SNSで紹介する際のキャプションも、じっくり考えるようにしています。
商品紹介のキャプションは意外と難しく、私も最初は何を書いたら良いのかわからず、商品を使ってみた感想しか書いていませんでした。
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しかし、徐々に「自分のことを書けばいいのでは？」と気づいたことから、最近では、普段から自分が考えていることや、これまでの経験を、商品の特徴とつなげて書くようになり、自分だけのキャプションを書けるようになりました。
実際に体験したことを具体的に書くことで、同じようなことを感じている誰か1人に刺さればいいな…と考え、文章を作ったところ、エピソード賞で年間1位の3回受賞をいただくことができました。
忙しい中でも、多数のアンバサダー活動を行うための工夫
日中はフルタイムで仕事をしているため、アンバサダーに取れる時間は平日の仕事終わりと休日のみ。
そのため、時間の使い方には気をつけています。
撮影は日中しかできないため、土日に実施。レタッチは平日の夜、キャプションは通勤時間で考える…など、隙間時間をうまく活用しています。
また、撮影の際に「いつまで撮り続けるべきなのか…」と悩む方も多いと思います。
アンバサダーの撮影は基本的に自由なので、撮ろうと思ったら、いつまででも撮れてしまうんですよね。
でも、時間のことを考えると、どこかで終わらせる必要がある。そんな時は、「自分の心が動く瞬間」を合図にしています。
撮影していて「すごく良いのが撮れた！」とキュンとする瞬間が訪れたら、その日は撮影終了。
自分の心が動かないうちは、しっくり来ていないので、スタイリングを変えたり、時間を置いたりなど、工夫をし続けるようにしています。
少しの工夫で、写真の印象は大きく変わる
今回は、Mariさんにアンバサダー写真の撮影の裏側や意識しているポイントについて、教えていただきました。
商品ごとにイメージを変えた写真を撮影されているMariさんですが、基本的に同じ場所で背景や小物を変えながら撮影されているとのこと。
「自宅での撮影がなかなかうまくいかない…」と悩む方は、ぜひシーン作りからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、光や動きなどを取り入れるだけで、写真の印象は大きく変わります。
今回教えてくださった内容をぜひ取り入れて、みなさまもアンバサダーにチャレンジしてみてくださいね！
前回のインタビュー記事「アンバサダーに挑戦したことで、毎日の小さな幸せが増えた！Mariさんインタビュー」はこちら
Mariさんのプロフィール
スナップマートのポートフォリオ：https://snapmart.jp/portfolios/marinarnie
Snapmart歴：約1年
Instagram：https://www.instagram.com/mari_photo_graph/
住んでいる場所：東京都
使っているカメラ：Canon EOS6D
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