【ガイドライン】作品タイトルの付け方とメリットについて

Snapmartに写真をアップロードする際には、必ず作品タイトルを付ける必要があります。 今回は作品タイトルの付け方について解説します。

詳しくは後述しますが、結論から言うと「どのような作品なのかを簡潔に表した文章」がタイトルとして望ましいです。 また、適切なタイトルを設定することで

(1) Google・Yahoo!検索経由(主に画像検索)でのアクセス増が見込める

(2) 購入する際の理由・後押しになる

という2つのメリットが得られます。本記事では、まずは前半で適切な作品タイトルの例を紹介します。そして後半には、適切なタイトルを付けるメリットについて解説しますので、ぜひご参考にしてください。

 

☆注意事項☆

すでに多くの作品を投稿されているクリエイターさんに関しては、「今後アップロードする作品」のみ、ガイドラインに沿って適切なタイトルを付けていただきたく存じます。過去作品のタイトルを書き換えたとしてもその手間に見合う効果が保証できないことに加え、現状のタイトルが正しく評価されている作品もいくつか存在しており、変更がマイナスに作用する可能性がございます。

 

適切な作品タイトルガイドラインとは?

適切な作品タイトルとは「どのような作品なのかを簡潔に表した文章」です。 具体的なポイントは以下の3点です。

作品タイトルガイドラインのポイント

  1. 1.文章として具体的・詳細に作品を説明している。
  2. 2.適切な長さである。(15字~30字程度)
  3. 3.過剰に単語(キーワード)を乱用していない。

実際に、以下の写真を参考に作品タイトルの付け方を解説します。

【 良いタイトルの例 】※文章として具体的に画像を説明している

タンポポの原っぱの上でくつろぐ猫 

【 普通のタイトルの例 】※適切な説明だが、短すぎたり長すぎたりする

  • ●短すぎる

→ 猫 原っぱ

→ 猫 タンポポ

  • ●長すぎる

→ 〇月△日××公園のタンポポが咲いている原っぱの上でくつろぐ黄色の猫

【 悪いタイトルの例 】※過剰な単語の乱用

  • ●単語の乱用

→ 公園 猫 動物 タンポポ 原っぱ 自然 日光浴 黄色 草 可愛い

タイトルから「どのような作品なのか」が分かりやすい文章ほど、適切なタイトルと言えるでしょう。

良い例として挙げた「タンポポの原っぱの上でくつろぐ猫」についてです。こちらは具体的かつ簡潔な文章になっているため、タイトルから「どのような作品なのか」がイメージしやすいですよね。おそらく多くの人が、タイトルを見ただけで参考写真に近しいビジュアルを思い浮かべるはずです。

一方で、普通のタイトルについて見ていきましょう。 短すぎる例の「猫 原っぱ」や「猫 タンポポ」についてです。

これらのタイトルは、作品の説明としては決して間違ってはいません。しかし、良いタイトルに比べると、単語のみで構成されていて文章になっていません。単語同士の繋がりが不明瞭だったり、ヒントとなるキーワードが少なかったり、良い例と比べると、タイトルから画像内容が連想しづらく、少し曖昧な印象を受けます。

また、長すぎる例のように、詳細情報を詰め込みすぎても、逆に分かり辛くなってしまいます。

悪いタイトルに関しては言うまでもありませんね。多くの単語を乱用したタイトルは、単語同士の関係性も分かりませんし、その画像の主役となるキーワードもどれか判別できません。タイトルだけを見ても「どのような作品なのか」を連想できませんね。

 

適切なタイトルを付けるメリット

 メリット(1) Google・Yahoo!検索経由(主に画像検索)でのアクセス増が見込める

適切な作品タイトルを設定すると、Google・Yahoo!の検索(主に画像検索)経由から、その写真のページへ、アクセスが増える可能性があります。

Snapmartの写真のページは、Googleをはじめ多くの検索エンジンで登録されています。

あらゆる前提を省略して誤解を恐れず言うと、検索エンジンは、作品タイトルなどのテキスト情報を中心に、画像内容(どのような画像なのか)を解釈しています。そして、解釈した内容に関連するキーワードで検索されたとき、そのページを検索結果に表示させます。

良いタイトルとして「どのような作品なのかを簡潔に表した文章」を勧めましたが、このようにGoogle等がテキストを中心に画像を判断する以上、単語の羅列だけのタイトルよりも、単語同士の関係がはっきりと明示された文章の方が正しく解釈されやすいのです。

例えば、先ほどの例だと、

  • 良い例タンポポの原っぱの上でくつろぐ猫
  • 普通の例:猫 タンポポ
  •  
  • 良い例には「原っぱ」や「くつろぐ」という具体的な状況を表すキーワードが入っています。加えて、適切な長さの文章になっているので、検索エンジンも作品タイトルから正しく画像の内容を解釈できると考えられます。
  •  
  • 結果として、「猫 原っぱ」「くつろぐ猫」など、直接的な関連キーワードはもちろん、それ以外でも解釈した内容と同じ意図のキーワードで検索されたときにも、ヒットする可能性がでてきます。
  •  
  • 一方で、普通の例では、そもそも「原っぱ」や「くつろぐ」という単語が入っておらず、良い例と比べると猫の状況が分かりづらいですよね。「猫 タンポポ」だけでは、具体的なキーワードが少なく、文章ではないので単語同士の関係性も曖昧です。検索エンジンも画像内容を解釈しづらく、検索性の悪いタイトルだと言えます。
  •  
  • ※各検索エンジンの検索結果は、上記のタイトルを含めあらゆる要素で決定されています。良い例のようなタイトルは重要な要素ですが、アクセス増を保証するものではありません。

 

メリット(2)購入する際の理由・後押しになる

適切なタイトルは、購入を検討しているユーザーの購入後押し・理由にもなります。 イメージ通りのビジュアルを見つけても、詳細情報が明記されておらず、購入を迷われてしまうケースが実際にあります。

具体的なシーンを挙げると、ユーザーが特定品種の食べ物の写真素材を探している状況などです。例えば「あまおう(いちごの品種)」の写真を探しているお客さんを想像してください。

イメージ通りの写真を見つけたとしても、作品タイトルに「いちご」としか書かれていなかったがために、あまおう(品種)かどうか判別できませんでした。その結果、クライアントに誤った写真素材を提供するわけにもいかず、購入を諦めることがあるでしょう。

また、特的時期の風景写真を探しているお客さんの場合も、素晴らしい景色の写真を見つけても、作品情報から場所や時期が判別できず、購入を見送ってしまうケースなども考えられます。

このような購入機会を逃さないためには、作品タイトルにしっかり詳細を明示しておきましょう。